【イケオジ予備軍】 仕事と仲間、プライベートも感度高く過ごしたい
イケオジ予備軍
スタートアップで波に乗り、同年代よりお金も時間も余裕もある。しっかりと仕事をしつつ、仲間との良い時間も大切に。トレーニングも欠かせない。
そんな次世代のイケオジたちが集うのは、感度の高いエリアにしかないセンス良き酒場。最先端のアートやカルチャー、ファッションに囲まれて、酒場で洗練の時間を楽しんでいる。
1.渋谷『テンキ』
渋谷でも最先端を行く、天ぷらとワインで醸し出す大人のセンス
『テンキ』:シルバーの星形天井とオリジナルで作った恐竜型ライトが、ナチュラルな資材と調和する店内。店内の一角には、スタンディングスペースも用意される
店に入っても、天ぷら店な気はしない。ワインが並び、ヨーロピアンスタイルと大谷石など日本の資材、アンティークが融合する空間は、洒落たビストロのようだ。しかし、カウンターの中では確かに揚げている。
昨春にここ『テンキ』を作ったのは、ビブグルマンにも輝いたフレンチシェフ・亀谷 剛さん。
「揚げ物は世界中にあって、海外ではよくソースを合わせて食べます。その食べ方を天ぷらに落とし込み、寄り添う白ワインを提案して、新しい天ぷらの楽しみ方を作れたら」と亀谷さん。
『テンキ』:タイ料理の“シュリンプトースト”から着想を得た「海老」¥800。薄力粉、米粉、イーストなどを混ぜて発酵させた、生地のカリフワ食感がヤミツキに
名物の「海老」が分かりやすい。
エビつみれでエビを包み、ビールで溶いて発酵させた生地で揚げ、エビの頭の出汁が効いたアメリケーヌソースとベアルネーズソースを纏わせ、とまるでフレンチのひと皿。
合わせるのは店オリジナルのオレンジに近い白ワイン。
エビの旨みにジューシーなかんきつのニュアンスが重なれば、その瞬間を誰かに教えたくなる。実際、常連イケオジが後輩や彼女を連れる姿もちらほら。
確かな基盤をもつシェフが作った絶妙な“抜け感”にこそ、遊び上手は惹かれるのだ。
『テンキ』(渋谷/天ぷら・天丼)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
渋谷『テンキ』。渋谷でも最先端を行く、天ぷらとワインで醸し出す大人のセンス
2.渋谷『Hone(ホーン)』
細路地に潜むデザイナーズ酒場では、落ち着いた大人のデートが叶う
『Hone(ホーン)』:古い木造建築をリノベーションした『Hone』。ガラス天板に仕掛けを施したユニークな円卓上にデザイナーズランプが吊るされ、奥にはバーカウンターも備わる
ただでさえ人通りの少ない狭い路地にあるが、入口はさらに奥まったところに。
このロケーションにまず心をつかまれる『Hone(ホーン)』(渋谷/ワイン、フレンチ(フランス料理))が、さらに魅力的なのは抜群のセンスをそのまま形にしたような店内。
入ってすぐのスタンディングスペースから然りで、弧を描くカウンターに、オープンキッチンが備わって熱気は十分。入店早々テンションも上がるのだ。
『Hone(ホーン)』:「ヤングコーンとフェンネルのバタースパゲッティ」¥2,200
料理もフレンチで基礎をみっちり学んだシェフが、美しい皿で独自の世界観を披露している。
ただ飲んで食べているだけで、センスが磨かれるように感じるのは連れ立った相手も同じようで、その笑顔を見ていると鼻高々になる。
『Hone(ホーン)』(渋谷/ワイン、フレンチ(フランス料理))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
渋谷『Hone(ホーン)』。細路地に潜むデザイナーズ酒場では、落ち着いた大人のデートが叶う
3.代々木公園『Arbre(アルブル)』
奥渋のムードを纏った店主による、和仏折衷な小料理が美女を虜に
『Arbre(アルブル)』:アジアンヴィンテージの照明をはじめ、什器も厳選
「目指したのは小料理屋です」と、さわやかに笑う店主の佐藤幹樹さん。
確かに、カウンター主体で8坪という規模からすると一般的な小料理屋そのものだが、受ける印象は別物で唯一無二に映る。
『Arbre(アルブル)』:黒縁メガネでラフな装いにさりげなく“味付け”した店主の佐藤さん。コースターはレザーブランド「REEL」で、黒檀の江戸木箸は曳舟・大黒屋謹製
何より、料理が素晴らしい。
実は佐藤さん、正統派で修業したフレンチシェフ。縁あって休日に手伝った銀座の日本料理店で和食の面白さに目覚め、最後に勤めた代々木上原『ランタン』でカジュアルの可能性を実感。昨年、独立して『Arbre(アルブル)』(代々木公園/居酒屋、和食・日本料理)を開いた。
和食に深入りしていないのにこの完成度には驚くばかりだが、それこそがセンスなのだろう。居心地の良さは言わずもがなで、淑女のファンも多い。
4.中目黒『kosamme(コサメ)』
頼れる変形カウンターとSNS映えな名物の数々が、今宵の盛り上がりを約束
『kosamme(コサメ)』:この形状には「テーブルでの会話を楽しむ時間も、カウンターらしい店との関わりも楽しんでほしい」との意図がある。シーンにピッタリ合う席を選ぶべし
未体験の変形カウンターに、一瞬で目を奪われる。キッチンをぐるりと囲み、所々が突き出て、カウンターとテーブルが合体した造り。今春に開業した『kosamme(コサメ)』(中目黒/海鮮・シーフード)のそんな個性は斬新かつ効果的だ。
デートなら、小さな山で近い距離感と斜め45度の視線を感じられて、仲間となら先端のほぼテーブルになった席で盛り上がれる。
さらにBGMは平成のJ-POP。例えば椎名林檎や宇多田ヒカルなど、誰もが学生時代に聞いた名曲が流れ、「懐かしい!」と初めての食事でも打ち解ける。
『kosamme(コサメ)』:「おばんざい盛り合わせ」(¥980)は、わら焼きまぐろ刺しや合鴨ロースト、茄子の旨煮が並ぶ
乾杯して「おばんざい盛り合わせ」をつまめば胃袋のつかみもOK。
店名の“kosamme(=小雨)”には雨宿りの気分で気軽に入ってほしいという意味が込められているが、実際は雨がやんでもいたくなるような場所。
食べ慣れた大人もホッとする心地良さは、令和に求められる酒場の条件だ。
『kosamme(コサメ)』(中目黒/海鮮・シーフード)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
中目黒『kosamme(コサメ)』。頼れる変形カウンターとSNS映えな名物の数々が、今宵の盛り上がりを約束
5.虎ノ門『Uké(ウケ)』
空間も音も一家言ありのジャンルレス酒場で、男の株は爆上がりする
『Uké(ウケ)』:中央の大テーブルの他、陶芸家の手掛けた花器など、「作者の顔が見えるものばかりを集めた」と西さん。照明、アート、器などは西さんが自らセレクトしたという
最新の話題店が集う美食街「T-MARKET」において『Uké(ウケ)』(虎ノ門/居酒屋)は、最も注目を集める1軒。
理由は時代の最先端を行くキーパーソンが共同で手掛けているから。
そのふたりとは、イノベーティブフレンチ『Neki』のシェフ・西 恭平さんと、『NOMURA SHOTEN』などで知られるトップバーテンダー・野村空人さん。
「ジャンルレスな居酒屋」をテーマに、それぞれが料理とドリンクを創作している。
『Uké(ウケ)』:サクラチップで香りをつけたポテトと卵でお酒が進む「燻製ポテサラ/カラスミ/ミモレット」¥1,100
ポテサラなどの定番に、洗練を加えたらというお手本のような洒落た料理があり、お酒も“前割り焼酎”の進化版といえるタップカクテルが象徴するように斬新。
BGMも手を抜かず、こだわりのアナログレコードを用意したのもさすが。
あらゆる点で大人が日常的に通いたくなる居酒屋『Uké(ウケ)』(虎ノ門/居酒屋)は、駅直結の利便性とも相まってスマートな大人の切り札になるだろう。
『Uké(ウケ)』(虎ノ門/居酒屋)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
虎ノ門『Uké(ウケ)』。空間も音も一家言ありのジャンルレス酒場で、男の株は爆上がりする
6.代々木上原『nanca(ナンカ)』
“上原”らしい空間で、元パティシエの繊細な感性を分かち合う
『nanca(ナンカ)』:大理石のカウンターと磨かれたコンクリートが、しっぽりと大人のムードを醸し出す店内
代々木上原の人気ビストロ『36.5℃ kitchen』の系列酒場と聞けば、もうセンスがいいに決まっている。
『36.5℃ kitchen』が入るビル1階に昨夏開業した『nanca(ナンカ)』(代々木上原/居酒屋)は、緩さとお洒落さが入り混じるコンクリート打ちっぱなし空間。
『nanca(ナンカ)』:柔らかく煮た軟骨を、辛みそねぎや大葉などと一緒に食べる「豚軟骨のポッサム」¥2,000
舌も肥える彼らを満足させるのが、シェフの萩原ちひろさん。
元パティシエの彼女が作るのは、群馬で農業を営む実家の野菜をたっぷり使った、シェアして楽しい料理だ。
ふと、「なんかいい夜だね」が口をつく店名どおりの酒場なのだ。
『nanca(ナンカ)』(代々木上原/居酒屋)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
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