2024年06月20日
焼き鳥デートにおすすめな話題の新店6選。グルメな彼女もきっと喜ぶ!
そこに、昨今の焼き鳥トレンドを加えたら、食感度の高い女性ほど胸が高鳴る!
今回は、女性を“キュン”とさせる焼き鳥の最旬キーワードとともに、新しき話題店をご紹介。
彼女に喜ばれること必至!デートにおすすめの6軒がこちら。
【胸キュン 焼き鳥 キーワード】マリアー酎
~ひと味違う飲み放題で、焼き鳥の楽しみ方が広がる~
炭火で焼く本格派の焼き鳥に旨い酒は欠かせないが、焼酎の深い味わいに合わせて焼き鳥に工夫を施し、美味しさの調和を図った店もある。
1. 大井町『中村屋』
センスフルな焼酎の数々に、焼き鳥女子の酔いも深まる
『中村屋』:思わず手にとりたくなるポップなラベルも多い
全国から選りすぐった銘酒は焼酎が中心。個性的な造り手によるボトルも多く、それだけでも焼き鳥店としてはかなり異色だが、そのすべてを飲み放題で提供する、驚きの新店が誕生した。
『中村屋』(大井町/居酒屋、焼き鳥・串焼き・鳥料理)は8年前に学芸大学でカジュアルな焼き鳥店として創業したが、昨年の移転を機にリニューアル。
風土が育む焼酎の多様性をもっと気軽に伝えたいと飲み放題を導入し、料理もおまかせで提供するスタイルに進化した。
『中村屋』:ひとりで店を切り盛りする中村さん。「焼き鳥はお酒に合う最高のつまみです」と笑顔
肝心の焼き鳥は鮮度重視で、現地から空輸する宮崎「霧島鶏」を使用。各串に潜んだ、焼酎が進む工夫も見逃せない。
本物同士で高め合う、焼酎と串のマリアージュにふたりで酔いしれたい。
『中村屋』(大井町/居酒屋、焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
大井町『中村屋』のセンスフルな焼酎の数々に、焼き鳥女子の酔いも深まる!
【胸キュン 焼き鳥キーワード】一石二鳥
~わざわざ足を運ぶから味わえる、ハイブリッドの妙~
焼き鳥と和食を両方楽しむだけでなく、双方に一流を求めると店選びは難しい。しかし、和食出身の料理人がいる店ならそれが叶う。2軒分以上の満足度がそこにはあるのだ。
2. 鐘ヶ淵『酒亭 田中』
一流の和食と焼き鳥を気ままに分かち合う、とっておきの贅沢
『酒亭 田中(しゅていたなか)』:最寄りは東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅だが、浅草駅からはタクシーで15分弱。周囲は下町の風情が漂う
都心からの距離をものともせず、連日満席を続けた『鳥田中』。その店が休業を経て『酒亭 田中(しゅていたなか)』(鐘ヶ淵/焼き鳥・串焼き・鳥料理)として新スタイルで再始動。
より気軽に、ハイレベルな焼き鳥と和食を楽しめるようになった。
『酒亭 田中(しゅていたなか)』:「5本セット」(2,200円)の一例
店主の田中惣一郎さんは料理人歴40年。ふぐ料理から和食に転身し、伝説の名店『京味』に7年勤めた。
独立後は恵比寿で和食店を営んでいたが、料理人として最後にやりたいことを考え、焼き鳥にたどり着いた。
そうして6年前に弟とコースのみの『鳥田中』を開業すると、焼き鳥と和食のクオリティが噂となり超予約困難店に。
しかし、もとより「気ままに楽しんでほしい」との思いもあり、昨年5月に酒場要素を強めた『酒亭 田中(しゅていたなか)』(鐘ヶ淵/焼き鳥・串焼き・鳥料理)へ刷新。19時半からはアラカルトの店とした。
互いの好みを探りながら過ごす鐘ヶ淵でのひと晩は、欲張りな彼女を満たす大人の遠足となる。
『酒亭 田中(しゅていたなか)』(鐘ヶ淵/焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
鐘ヶ淵『酒亭 田中(しゅていたなか)』。一流の和食と焼き鳥を気ままに分かち合う、とっておきの贅沢
【胸キュン 焼き鳥 キーワード】“鳥”合わせ
~名店の流儀を活かした独立の安心感たるや!~
手堅いのは名店だが、新しい店にも挑戦したい。そんなふたつの願望を同時に叶えるのが名店出身者の独立。出自のある技に店主の個性が、巧みに融合する。
3. 学芸大学『やきとり右羽。』
“鳥さわ譲り”と個性の絶妙なさじ加減が、学大の夜を上質に
『やきとり右羽。(やきとりうう。)』:バーのような店内はそのまま。黒板にはオススメの日本酒が書かれている
感度高き大人が集っていた『鳥さわ 学芸大学』の店長が、その跡地を引き継ぐ形で独立。
山口の地鶏「長州黒かしわ」を新たな強みとして、名店で培った技術をさらに進化させている。
人気店ながら、実は昨年に立ち退きが決まっていた『鳥さわ 学芸大学』。そこで店を買い取る一大決心をしたのが、店長だった砂田健二さんだ。
砂田さんに信頼を置くファンも多く、8割近くが常連。他系列店の話もあったが、同じ地で自身の個性を発揮して常連の行きつけを守ることにした。
『やきとり右羽。(やきとりうう。)』:店主の故郷でもある山口「長州黒かしわ」の「もも」
そうして誕生した『やきとり右羽。(やきとりうう。)』(学芸大学/焼き鳥・串焼き・鳥料理)で注目すべきは、「鳥さわ」の代名詞である「大山どり」の他に「長州黒かしわ」を採用すること。
大きめの串打ちスタイルは前店どおりで、新しい地鶏では脂の多い部位を中心に、しっかりと火入れして肉汁をとじ込めている。
「いわゆる地鶏ほど硬くなく、大きめの串打ちに合う適度な歯応えがあり、旨みのインパクトが強い」と砂田さん。
グルメな彼女とのデートを盛り上げるはず。
『やきとり右羽。(やきとりうう。)』(学芸大学/焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
学芸大学『やきとり右羽。(やきとりうう)』。“鳥さわ譲り”と個性の絶妙なさじ加減が、学大の夜を上質に
【胸キュン YAKITORI KEY WORD】鳥ッキー
~場所・店・味すべてエッジィな新星に昂る夜~
こんな場所にこんな店というサプライズ。中に入れば洗練された雰囲気で、焼かれるのは鶏でなくなんと軍鶏。想像の斜め上をいくセンスが小気味良い。
4. 西荻窪『焼鳥山崎』
美味しくてヘルシーな焼き鳥が、一歩先行く大人の選択
『焼鳥山崎』:黒を基調にした店内はスタイリッシュな雰囲気。カウンターがメインだが、イスはゆったりしたサイズで寛いで食事ができる
ここ数年、お洒落な店も増えている西荻窪だが、古くからある駅前の飲み屋街は驚くほどディープ。
立ち寄りやすいエリアとはいえないが、新たにオープンした『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)は、美食家たちの間で話題だ。
まずはその立地。猥雑な路地から階段を上ると、黒で統一したカウンターがお目見え。“西荻”らしからぬその存在感に期待値が上がる。
都心の高級店のようでいて、同級生店主ふたりの温かな接客。そのギャップも良いが、さらに焼き鳥ながらもメインの肉は軍鶏というから意表をつかれる。
『焼鳥山崎』:山崎智弘さん(右)と杉浦健司さん(左)
繊維が硬い軍鶏は火入れが難しいが、老舗の焼き鳥店で修業した店主の山崎さんは遠火の強火でじっくり焼き切ることで、弾力はあるが歯切れ良く仕上げる。
「いろんな肉を試しましたが、旨みの濃い遠州一黒軍鶏が最高」と山崎さん。その意外性がデートのスパイスとなり、味わいもいうことなし。
『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
西荻窪『焼鳥山崎』。美味しくてヘルシーな焼き鳥が、一歩先行く大人の選択
【胸キュン 焼き鳥キーワード】鶏焼肉
~「焼肉いかない?」からのヘルシーなギャップ~
焼き鳥の最終形態に躍り出た鶏焼肉。焼肉店で鶏を頼むことはあれど、鶏のみというのは珍しい。この新発想で、鶏肉のポジションがグレードアップ。
5. 麻布十番『一鳥目 とり松』
和牛のごとく供される全国の地鶏が、港区の焼き鳥ナイトにふさわしい
『一鳥目 とり松』:店内はボックスシートのテーブル席のほか、横並びのカップルシートや個室もある。煙があまり上がらないロースターなのも嬉しい
高級焼き鳥からのさらなる進化系として注目されているのが鶏焼肉。そのニューカマー『一鳥目 とり松』(麻布十番/焼肉・ホルモン、焼き鳥・串焼き・鳥料理)は『焼肉 うし松』が手がける新たな展開だ。
焼肉で培ったノウハウを活かし、コースは肉のプレゼンテーションからスタート。
高級焼肉さながらの盛り込みに胸を躍らせると、すべての肉をスタッフが丁寧に焼くフルアテンドのサービスが進行する。
『一鳥目 とり松』:コースの最初にその日提供する肉を紹介する、とある日のプレゼンテーションの様子。黒さつま鶏を中心に全国の地鶏を仕入れ、時期により変えることも
プレゼンテーションのワクワク感、高級感のある店内でのアテンド、オリジナリティ豊かな一品料理など、まさに高級焼肉店のような至れり尽くせり。
鶏焼肉は港区デートの新基軸となりそうだ。
『一鳥目 とり松』(麻布十番/焼肉・ホルモン、焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
麻布十番『一鳥目 とり松』。和牛のごとく供される全国の地鶏が、港区の焼き鳥ナイトにふさわしい
【胸キュン 焼き鳥キーワード】急成“鳥”株
~コロナ禍からあっという間に超人気店へ~
多くの飲食店が苦戦していたコロナ禍に大衆焼き鳥店をオープンし、一気に人気店へと押し上げた店主がいる。そんな店主が新たな店舗を構えて話題を集めている。
6. 下北沢『下北沢 焼とりダービー』
下北カルチャーに、シックでムーディな焼き鳥を提案
『下北沢 焼とりダービー』:土佐備長炭を敷き詰めた焼き台とカウンターとの間はエアカーテンで仕切られ、煙が来ないのも女性には嬉しい
店主の福田さんは佐賀県出身。「好きなことを仕事にしたい」と、26歳で自動車メーカーを退社。その後、福岡で修業したのち、上京。2020年、豪徳寺に『焼とりダービー』をオープンさせた。
「始めはうまくいきませんでした。でも近隣の商店や地元の方々と交流を続けるうちに、お客様も増えていきました」と語る。
この店が軌道に乗り始めた頃、下北沢在住の常連に「下北沢には大人が落ち着いて食事できる店が少ない」という話を聞く。
そこに商機を見出した福田さんは、2号店である『下北沢 焼とりダービー』(下北沢/焼き鳥・串焼き・鳥料理)を開いた。
『下北沢 焼とりダービー』:左上.「せせり」、右上.長崎対馬地どりの「砂ずり」、右下.「皮」、左下.「肝」
さらに、対馬地鶏の血統を引く希少な「長崎対馬地どり」や、闘鶏用の薩摩鶏から生まれた「黒さつま鶏」など、九州産地鶏を厳選し、丁寧に焼き上げた串も絶品。
「お酒と一緒に楽しんでいただきたいので、あえて塩は強めに。さらに、食べ応えが出るようサイズも少し大きめです」と店主。
左上.大葉と頸の皮で巻く「せせり」は皮はパリッと、身はふわっとした食感が楽しめる。
右上.店主が一番好きだという長崎対馬地どりの「砂ずり」。
右下.玉ねぎを加えたタレでいただく「皮」。
左下.ふんわりと焼かれた「肝」。
「人気店の新店に行こう」という誘い文句が使える焼き鳥店だ。
『下北沢 焼とりダービー』(下北沢/焼き鳥・串焼き・鳥料理)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
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