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2024年05月25日
西荻窪『焼鳥山崎』。美味しくてヘルシーな焼き鳥が、一歩先行く大人の選択
~場所・店・味すべてエッジィな新星に昂る夜~
こんな場所にこんな店というサプライズ。中に入れば洗練された雰囲気で、焼かれるのは鶏でなくなんと軍鶏。想像の斜め上をいくセンスが小気味良い。
今回はそんな『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)を紹介しよう。
ディープな飲み屋街と思いきや、スタイリッシュな内観に驚かされる
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『焼鳥山崎』:駅からすぐ、昭和のディープな面影を残す飲み屋街の一角にある。目立たない立て看板だけの入口から階段を上ると別世界が開ける
大衆酒場がひしめく飲み屋街に、忽然と現れた期待の新星。
駅から離れるほどお洒落になるという“西荻”のセオリーを覆し、古き街並みに新陳代謝の波を起こす要になる!?
◆
ここ数年、お洒落な店も増えている西荻窪だが、古くからある駅前の飲み屋街は驚くほどディープ。
立ち寄りやすいエリアとはいえないが、新たにオープンした『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)は、美食家たちの間で話題だ。
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『焼鳥山崎』:黒を基調にした店内はスタイリッシュな雰囲気。カウンターがメインだが、イスはゆったりしたサイズで寛いで食事ができる
まずはその立地。猥雑な路地から階段を上ると、黒で統一したカウンターがお目見え。“西荻”らしからぬその存在感に期待値が上がる。
都心の高級店のようでいて、同級生店主ふたりの温かな接客。そのギャップも良いが、さらに焼き鳥ながらもメインの肉は軍鶏というから意表をつかれる。
カウンター10席とテーブル9席。
デートはもちろん女子会や友人との集まりにも最適。
鶏と思いきやその実、軍鶏。定番も希少部位も食べればわかるその違い
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『焼鳥山崎』:えんがわ
繊維が硬い軍鶏は火入れが難しいが、老舗の焼き鳥店で修業した店主の山崎さんは遠火の強火でじっくり焼き切ることで、弾力はあるが歯切れ良く仕上げる。
「いろんな肉を試しましたが、旨みの濃い遠州一黒軍鶏が最高」と山崎さん。その意外性がデートのスパイスとなり、味わいもいうことなし。
― 希少部位 ―
えんがわは、香ばしく塩で焼いた砂肝の外側の部位。
淡白な鶏のえんがわと異なり、軍鶏のそれは脂があるので目をつぶって食べると牛タンに近い。
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『焼鳥山崎』:ふりそで
ふりそでは、胸肉と手羽元の間の部位で、あっさりし過ぎず、ギトギトもしていない、程良い脂ののりが特徴。
あればラッキーな希少部位。
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『焼鳥山崎』:ねぎま
― 定番 ―
噛めば噛むほど旨みが湧き上がるソリレスにねぎを抱かせたねぎま。
香ばしくきつね色に焼き上げた皮のカリカリ感もアクセント。
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『焼鳥山崎』:軍鶏のささみ
軍鶏のささみはサイズが大きく水分が少ないので旨みが濃い。
よく火を通してもパサつかず、サクサクとした小気味良い食感。
一品料理も個性的!
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『焼鳥山崎』:「もなかのレバームース」858円(2個)。フレンチの経験もある杉浦さんが作る。ムースをもなかの皮で食べる軽やかな食感は焼き鳥の合間の口直しに最適
厳選したワインやお洒落な一品料理もあって、ワインバーのようにも使える。
1人¥8,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
ナチュラルワインと合わせるのが至福
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『焼鳥山崎』:赤、白、オレンジをグラス1杯 800円~楽しめる。ボトル 6,000円~。
日本のナチュラルワインを中心にオンリスト。軍鶏の濃厚な旨みに味負けしないワインをセレクトしている。
赤、白、オレンジをグラス1杯 800円~楽しめる。ボトル 6,000円~。
〆の逸品
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『焼鳥山崎』:どのコースもプラス500円でスープから「軍鶏そば」に変更できる。5時間かけて出汁をとったスープに全粒粉を使用した歯切れの良い麺がマッチする。常連はほぼ変更するのだそう
昭和の飲み屋街に似合わない、ハイレベルな焼き鳥店は、食べ慣れたふたりを満たす新たな切り札になるだろう。
同級生店主に聞いた!軍鶏肉の魅力
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『焼鳥山崎』:山崎智弘さん(右)と杉浦健司さん(左)
山崎智弘さん(右)と杉浦健司さん(左)は中学からの同級生。息の合ったコンビで焼き鳥は山崎さん、料理は杉浦さんが担当。
「うちで使っている遠州一黒軍鶏は、弾力のある食感と甘みのある肉質が唯一無二です」
『焼鳥山崎』へのアクセス・行き方は?
西荻窪駅(JR中央総武線)南口を出て、駅を背にして右へ進む。「松屋」の手前の角を左に曲がって、少し歩いた左手にあるビル2階に『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)はある。
西荻窪駅から徒歩1分という駅近な立地も魅力だ!
『焼鳥山崎』(西荻窪/焼き鳥・串焼き・鳥料理)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!
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