2024年11月02日
ワイン好きな相手とのデートにおすすめ!お洒落なイマドキ中華5選
いま、工夫を凝らした創作中華にナチュラルワインを合わせるというのがスタンダードとなっている。
ワイン好きの大人デートにもおすすめしたい、ラフでお洒落なイマドキ中華をご紹介!
恵比寿『岡飯(OKAFUN)』
クラシックを飲みなれていても満足な、フランス銘醸地の綺麗なナチュール
『岡飯(OKAFUN)』:恵比寿駅から少し距離があるぶん、落ち着いた大人な空気が流れる。カウンターの後ろは開放され、センス溢れる空気が店の外まで漏れる
恵比寿と広尾の中間地点にオープンしてわずか4ヶ月。早くもナチュラルワイン好きの間で噂を呼んでいる店がある。
「料理に化学調味料を使わないのでワインもナチュラルなものにしました」と『岡飯(OKAFUN)』(恵比寿/ワイン、中華)の店主兼ソムリエ・岡本さん。
オーダーを受けてから包む焼売、台湾や香港を思わせる優しい料理はナチュラルワインと深く寄り添う。
『岡飯(OKAFUN)』:上から時計回りに人気の「焼売」¥400、名物の「中華風クレープ」¥500、「スペアリブのパオ包み」¥700
上から時計回りに人気の「焼売」¥400。手でたたいてミンチにする粗挽きの豚肉にしいたけ、パクチーなどが入っている。
みんな大好きなエビチリを春巻きに包んだ「エビチリ春巻き」(¥500)は、この手があったかと膝を打つ楽しいアイデア。ロゼやオレンジワインとの相性抜群。
名物メニューの「中華風クレープ」¥500。ノスタルジックな台湾の味をイメージしたという点心風のクレープ包み。
中華バーガー風の「スペアリブのパオ包み」¥700。とろとろに煮込んだスペアリブとねぎやパクチーをふかふかの蒸しパンと一緒に味わう。
ボトルワインはセラーからゲストが自由に選べるのも魅力。絶品つまみのあるワインバーとして使うのも贅沢だ。
『岡飯(OKAFUN)』(恵比寿/ワイン、中華)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
恵比寿『岡飯(OKAFUN)』。大人な“恵比2”で早くも存在感。ワイン×中華の新しき聖地となるか
広尾『Winolog(ワイノログ)』
クセの少ないイタリアのナチュールを合わせるこなれ感
『Winolog(ワイノログ)』:黒壁と真鍮の天板の組み合わせが洒脱なカウンターからは厨房も見える。奥にハーフラウンドテーブルも用意
2024年3月に広尾商店街の脇道にオープンした『Winolog(ワイノログ)』(広尾/中華、ワイン)は、香港で暮らしていたオーナーと共同経営者が、現地の飲茶カルチャーとナチュラルワインを合わせたいと作った店。
料理長は広東料理歴30年、本場香港で腕を磨いた皆川浩正さんだ。その経験と“ワインの良さを引き出す中華”というテーマが出合って生まれる料理が新しい。
例えば樽感あるシャルドネに合わせる点心は、珍しい「魚の小籠包」。バターでソテーした鯛とカマンベールを皮に包めば、ぐっとリッチになった鯛がワインの華やかな香りを際立たせる。
『Winolog(ワイノログ)』:上から時計回りに、「海老のカダイフ」¥1,540、「帆立の豆鼓ソース」、腸詰や筍が入った「黒もち米の広東風おこわ」。奥は「魚の小籠包」、「ラム肉餃子」、「豚肉の焼売」、「海老蒸し餃子」。すべて¥660
上から時計回りに、ズワイ蟹の足の周りに海老のすり身をつけて揚げた「海老のカダイフ」¥1,540、蓮根の上にのせた「帆立の豆鼓ソース」、腸詰や筍が入った「黒もち米の広東風おこわ」。
奥は鯛を使った「魚の小籠包」、南瓜の皮で包んだ「ラム肉餃子」、金華ハム入りの「豚肉の焼売」、皮の透け感が秀逸な「海老蒸し餃子」。すべて¥660。
その他の料理はすべて¥9,900のコースより。単品でもオーダー可。
すべてがカジュアルかつハイセンスゆえ、気張らないデートに最適だ。
『Winolog(ワイノログ)』(広尾/中華、ワイン)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
広尾『Winolog(ワイノログ)』。飲茶とワインを小粋に楽しむ、気張らない空気が洒落ている
代官山『ダイカンヤマパンダ』
繊細さを追求するシェフによる料理には、そっと寄り添う自然派が合う
『ダイカンヤマパンダ』:無機質なコンクリートの空間に木目調のインテリアで温かみを添えた店内。まるでワインバルのような洒落た空気が漂っている
ナチュラルワインと中華の代表格といえる店がある。
場所は八幡通りの裏手にある複合商業施設「sarugaku」。感度の高いワイン好きな大人たちで賑わう『ダイカンヤマパンダ』(代官山/中華)だ。
入店すると目に飛び込んでくるのは、壁一面のワインセラー。
『ダイカンヤマパンダ』:右上から時計回りに「しらすとカラスミの山椒焼きそば」¥1,800、「穴子と甘長とうがらしのオムレツ」¥1,500、「鴨と葱の焼売 ゴールデンマスタード」(¥1,000)など。前菜は¥500~で手頃さも魅力。グラス(¥1,100~)は常時10種近く抜栓し、料理に合わせて選べる楽しさも
旬の食材を使った、定番中華の親しみやすさと洗練さをバランス良く奏でた逸品にグラスが進む。
例えば、「しらすとカラスミの山椒焼きそば」には綺麗な味わいのオレンジ、「鴨と葱の焼売」には南仏のスパイシーな赤を合わせて。
ビストロ感覚で、フランス産を中心としたナチュラルワインと中華の相性に開眼する夜を過ごせる。
『ダイカンヤマパンダ』(代官山/中華)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
代官山『ダイカンヤマパンダ』。代官山で中華とワインなんて、感度高き夜になるに決まってる
渋谷『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』
流行の発信地であるこの街では、ナチュールもジャケ買いが作法
『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』:鮮やかに光る赤いネオンの下、店内の賑わいがガラス越しに伝わる。LUCKYと店名にあるとおり、八角形のテーブルなど、縁起の良いとされる設えやモチーフがちりばめられている
神宮前で人気の『THE GREAT BURGER』のオーナーが手掛ける『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』(渋谷/中華)は2023年5月、松見坂にオープンするやいなや瞬く間に人気店に。
テーマは“次世代に繋ぐ新しいスタイルの町中華”。
『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』:右上から時計回りに新作の「台湾牛肉麺」¥1,815、厚めの皮で包みニンニク不使用の「豚肉餃子」¥660、プリプリ食感の「大海老チリ」¥2,035、葉ニンニクと花椒が香る「四川麻婆豆腐」¥1,650
「豚肉餃子」や「麻婆豆腐」「海老チリ」等、誰もが好きな定番メニューをそろえるが、単なる町中華と違うのがナチュラルワインと合わせられることだ。
「ナチュールはやっぱり気楽で楽しい」と思わせてくれる、等身大の最旬町中華なのだ。
『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』(神泉/中華)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
渋谷『LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキーアレクサンダーチャイナ)』。町中華に自然派というギャップも、渋谷では日常に
月島『hugan(フガン)』
クラシックな飲みごたえのフランス自然派に開眼する
『hugan(フガン)』:和食店に近い雰囲気の店内は、厨房に沿う変形L字型カウンターが印象的。デートならカウンターの手前2席が独立していてオススメ
『hugan(フガン)』(月島/中華)のメニューに並ぶ食材は、ヤイト鰹、桜エビ、岩中豚など。
店主の鶴岡久也さんは、毎日月島の店からバイクで豊洲に通い、旬の食材を創作中華に昇華させる。
『hugan(フガン)』:奥「自家製カラスミ冷製ビーフン」¥2,800、手前「ヤイト鰹のお刺身」¥1,400
奥はネギ油が香るビーフンにカラスミを削った「自家製カラスミ冷製ビーフン」¥2,800。味わい軽やかで、器からも清涼感が漂う。
手前は行者にんにくの醤を加えた辣油で和えた「ヤイト鰹のお刺身」¥1,400。
なじみ深い食材も手伝い、普段は“クラシック派”な大人たちも必ずや満足するだろう。
『hugan(フガン)』(月島/中華)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
月島『hugan(フガン)』。舌の肥えたタワマン住人が推す、日本食材とワインの大人な融合
いかがでしたでしょうか。
このお店に「行ってみたい!」と思ったらブックマークボタンを押して行きたいお店リストに登録しておくと、簡単にお店の詳細ページにアクセスできて便利です。
また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!
- ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。