2024年04月11日
今こそ行きたい、東京の人気店5選!2023年、より洗練され進化した、その新しき魅力とは?
更なる料理の追求と、食の悦びを伝えるため、確たる地位を築きながらも、新たな一歩を踏み出した5軒をご紹介!
フレンチ、和食、鮨……高みを目指して飛翔する、東京都内にある人気店の進化に注目した!
1.虎ノ門『L'ARGENT(ラルジャン)』銀座の名店が、虎ノ門で圧巻のカウンターフレンチへ変身を遂げた
『L'ARGENT(ラルジャン)』:中央の調理台を囲むように設計された、コの字型のカウンターが壮観
かつて多くの料理人は、集大成を叶える場所として銀座を目指した。
パリの三ツ星で働き、コペンハーゲンでは北欧ガストロノミーの本質に触れた加藤順一シェフは帰国後、気鋭の料理人としてつねに注目を集め、銀座にオープンした『L'ARGENT(ラルジャン)』(虎ノ門/フレンチ(フランス料理))も美食家のあいだで大きな話題に。
『L'ARGENT(ラルジャン)』:「お客様とのコミュニケーションも大切にしたい」という思いを実現するべく、現在の場所へ移転を決めた加藤さん
カウンタースタイルへ変わったことにより、食材へのこだわりもさらに研ぎ澄まされた。
「お客様から食材について尋ねられることが増えました。だからこそ、心躍るストーリーが感じられる食材を選びたい」と話す。
自己実現のための料理や他者からの評価ではなく、華やかなカウンターに咲くゲストの笑顔こそ、シェフが一番望んだものだったのかもしれない。
『L'ARGENT(ラルジャン)』(虎ノ門/フレンチ(フランス料理))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
虎ノ門『L'ARGENT(ラルジャン)』銀座の名店が、虎ノ門で圧巻のカウンターフレンチへ変身を遂げた
2.乃木坂『乃木坂しん』大人を虜にする名店で、一層ラグジュアリーな体験を
『乃木坂しん』:会食にも最適な個室。店内のイスはすべてTIME & STYLEから
和食とワインのマリアージュで比類なきレベルを誇る『乃木坂しん』(乃木坂/懐石・割烹)が、内外装を刷新して2023年秋に再スタートをきった。
『乃木坂しん』:飛田さん(左)と石田さん(右)が並ぶ姿も以前より華やかに
そして印象的なのが、オーナーソムリエの飛田泰秀さんが一目惚れした樹齢300年超の伊勢檜によるカウンターだ。
あえて節のある板を選び、「節から枝が伸びて陽に向かう」と、前進を続ける意味を込めた。
そのカウンターに立つ石田伸二さんの料理は変わらず秀逸で、新たな空間が珠玉のマリアージュを一層引き立てる。
『乃木坂しん』(乃木坂/懐石・割烹)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
『乃木坂しん』という大人を虜にする名店で、一層ラグジュアリーな体験を
3.目黒『鮨 りんだ』賑わいや勢いはそのままに、さらに艶やかさを極めた
『鮨 りんだ』:席数を減らした分、カウンターと付け台の距離感がぐっと近くなった。客席から調理風景を眺められる六角竃も新たに導入し、つまみの内容をさらにブラッシュアップ
ときは、じゅうぶんに熟したのである。目黒を代表する鮨店として不動の人気を集め、10周年を迎えるタイミングで大規模リニューアル。
これまで“若手の育成”をテーマに掲げてきた『鮨 りんだ』(目黒/寿司(鮨))の生まれ変わったカウンターを任された“シン・大将”は、系列店の『ブルペン』や『ダグアウト』で、その肩をしっかり温め、技を磨き続けてきた佐々木男駆(だんく)さんだ。
改装によってカウンターの客席は半分に縮小したが、その分ゲストとのコミュニケーションを取りながら一品料理に手間をかけられる環境が整った。
『鮨 りんだ』:ふたりで利用できる“シン・個室”
リニューアルにあたり、ふたりで利用できる“シン・個室”も。これ以上ないほどデート向き。
『鮨 りんだ』(目黒/寿司(鮨))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
目黒『鮨 りんだ』が賑わいや勢いはそのままに、さらに艶やかさを極めた!
4.東麻布『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』知る人ぞ知る名店の新たな挑戦は、東麻布の豪奢な空間
『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』:カウンターは鉄刀木(たがやさん)の一枚板
2015年の三田での開業以来、食通たちを魅了してきた『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』(赤羽橋/懐石・割烹)。
紹介制であったが、ご主人の石田知裕さんによる茶懐石を目当てにその席を求めた人は数知れず。
石田さんは『京都 吉兆 嵐山本店』で17年修業し、うち7年は副料理長として腕をふるい食通の信頼も厚い。
そんな名店『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』(赤羽橋/懐石・割烹)が、2023年6月に東麻布の住宅街に移転。
『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』:縞鯵の香りと旨みを堪能できる「縞鯵の炙り棒寿司」。44,000円~のコースから
新店舗は「市中の山居」に倣い、都会のど真ん中とは思えぬ風雅な佇まいを見せている。
足灯籠が灯る入り口の扉を開ければ、まず待合があり、その先に銘木の一枚板が落ちつきを放つカウンター席が広がる。
紹介制ではなくなったことも大きな違い。
さらに特別感を増した新店で、和の美学を知る夜を過ごしてみて。
『膳司 水光庵(かしわでのつかさ すいこうあん)』(赤羽橋/懐石・割烹)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
東麻布の住宅街に潜む『膳司 水光庵』。日本料理の名店が新たな挑戦!
5.六本木一丁目『レストラン ローブ(Restaurant L'aube)』あの実力派フレンチが、麻布台の地でより贅沢な時間を提供
『レストラン ローブ(Restaurant L'aube)』:ワイドなオープンキッチンとなり、調理のライブ感を一層ダイレクトに感じられるレイアウトとなった
一ツ星の人気フレンチ『レストラン ローブ(Restaurant L'aube)』(六本木一丁目/フレンチ(フランス料理))。そんな実力派が今年初夏に移転、グレードアップを果たした。
新天地は、六本木一丁目のオフィスビル1階という意外な場所だが、高級レジデンスや緑溢れる広場がすぐ隣にある超一等地だ。
密やかな入口を抜けて店に入ると、静寂とともに非日常に包まれる。
『レストラン ローブ(Restaurant L'aube)』:「蝦夷鹿内もも肉 里芋」
オーナーシェフの今橋英明さん、パティシエの平瀬祥子さんのクリエイティビティにもより磨きがかかった。自然の情景を皿に投影したかのような美しい料理がゲストを魅了。
そして、ソムリエの石田 博さんの選ぶワインがそれらの味わいをより深めてくれる。
店名の『L'aube(ローブ)』とは、「夜明け、誕生」という意味の仏語。
その名のとおり、新たな始まりは華々しく開幕した。
『レストラン ローブ(Restaurant L'aube)』(六本木一丁目/フレンチ(フランス料理))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
7年間でその実力を知らしめたフレンチ『レストランローブ』が、麻布台の地でさらなる高みへ!
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