東京カレンダー(東カレ)2023年7月号

「奥目黒」の磁力。(表紙:川口 春奈 発売日2023年5月19日)

月刊誌6月号に引き続き目黒を特集!すっかり目黒に魅了された我々だが、今回はもっとディープに「奥目黒」をご紹介。

もちろん「奥目黒」などという地名はなく、「祐天寺」「学芸大学」「都立大学」エリアのことを指した造語です。

上質な空気感が濃密になるこのエリア、本質を知る大人が密やかに日常を楽しんでいる、まさに「奥目黒」かと。

レストランのレベルも総じて高く、東京で考えてもトップクラスの名店から地域住民に愛される老舗、イマドキなカジュアル店まで粒揃い!

たまには繁華街から離れ、普段着で過ごす上質な夜を経験して欲しい。

東京カレンダー(東カレ)2023年7月号「「奥目黒」の磁力。(表紙:川口 春奈 発売日2023年5月19日)」に掲載されているレストラン

〝三茶〟で愛されたイタリアンが学芸大学で再始動。
ガレージをモダンな空間に改装した店内は、暖色の照明が暗めに落とされデートにも申し分ない雰囲気。
これを目当てに来店する常連も多い、一番人気は「ラザニア」。
薪焼きとイノベーティブを融合させたハイブリッドなガストロノミー。
フレンチ出身の鈴木シェフは、和魂洋才のコンセプトのもと、ここだけの味を探求。
店は飯倉の交差点のほど近くにあり、店内ではカウンターのみの贅沢な空間がお出迎え。
カリスマ仲卸し『やま幸』が仕掛けたカウンターイタリアン。ビルの2階に潜む隠れ家的シチュエーションも◎。
開放的なオープンキッチンを取り囲むように並ぶカウンター席は14席。素材感を生かした美味しさは、食べ慣れた大人の舌にこそよく似合う。
神泉で予約の取れない人気店として名を馳せる『チニャーレ エノテカ』の姉妹店。
本店と同じ食材と料理を、アラカルトでカジュアルに食べられるところが最高に贅沢。
キッチンと完全に一体化した「密」な変形カウンターが五感を大いに刺激する!
祐天寺駅から徒歩2分ほどにあるイタリアンレストラン。
コンクリート打ちっぱなしの壁やむき出しの鉄骨などインダストリアルな店内では、ナポリの老舗「ステファノフェラーラ」の薪窯で焼き上げる本格的なピザが味わえる!
都立大学駅から徒歩12分にあるカウンターイタリアン。目印は通りにさりげなく立つ『笠井』の標識。
殺風景な外観の扉を開くと程よい奥行きのあるL字型カウンターがお出迎え。どの席からも厨房の様子がよく見え、“笠井宅”に招かれたような和やかなムードが漂う。
恵比寿にある漆黒の空間に白木のカウンターがスタイリッシュな焼き鳥店。
焼き方に加えて串の打ち方などでも名店『鳥しき』流を貫くが、ここに一品料理を組み合わせたおまかせコースが新しい。焼き鳥デートなら抑えておきたい一軒だ!
学芸大学駅の東口商店街をまっすぐ5分ほど進んだ先にある鮨店。
まるで海外の鮨店のような風貌で、暖簾を潜るとカジュアルかつ個性的なカウンターが出現。鮨とワインの粋なマリアージュを肩ひじ張らずに楽しめる!
“学大”のネオ居酒屋ブームの火付け役的存在。
オープンキッチンを囲むコの字カウンターは、いつ訪れても活気に満ち溢れる。奥にはテーブル席もあるのでグループでの利用もOKで、アルコールも幅広くそろう!
三茶の交差点から茶沢通りを入ってすぐのビルの地下にある焼き鳥店。コンクリート打ちっ放しの無機質なエントランスで灯る、イエローのネオンが目印。
若いスタッフのフレンドリーな接客もカジュアルデートを盛り上げてくれる
日本酒ラバーの熱い支持を集めていた『京橋 酛』が「東京ミッドタウン八重洲」に移転。店名も改め、よりパワーアップ!
エントランス横にはスタンディングバーを設え、多彩な日本酒とアラカルトのつまみを気軽に楽しめる。店の奥には落ち着いた雰囲気の本格割烹も。
恵比寿にある熟成鶏を巧みに使う焼き鳥店。
地下の扉を開けるとエントランスの広さに驚く。カウンターのある空間も贅沢にスペースが取られ、ゆったりと過ごすことができる。
ソムリエが厳選するワインも万全の品ぞろえ。
清澄白河駅を出て三ツ目通りから少し入った閑静な場所にあるイタリアン。
街の空気を体現したような、優しい料理は心に染み入る美味しさ。
店内は木の温もりが優しく、ドライフラワーや風合いのあるイラストが飾られ、上質でお洒落。
渋谷・公園通りのビルの10階にあるネオ酒場。エキゾチックな料理を提供するが、上階の焼き鳥もオーダーできる。
晴れた日はテラス席が開け放たれており、渋谷の夜景が見える気持ち良い空間に。とっておきの一軒として、メモしておきたい!
都立大駅近くの昭和レトロな商店街の一角にある『赤坂 菊乃井』で料理長まで務めた店主が腕を振るう和食店。
隠れ家の風情漂うエントランスを抜けると、木曽檜の白木カウンターが出現。席間もゆったりと設けられており、大人が憩うのにふさわしい空間だ。
学大十字街の中心にあるビルの2階に位置する人気カウンター中華。
訪れたゲストの多くがリピートするその理由は、全メニューを制覇したくなる魅惑のラインナップゆえ。
ワインも豊富で、オレンジやナチュラルワインもそろう。
神楽坂の外れ、牛込神楽坂の静かなエリアにある焼き鳥店。
シックな雰囲気の店内で一際目立つのが、無垢材の広いカウンター。焼き鳥店らしからぬ、広々とした空間が特徴だ。
ふたりのアットホームなデートには、ぴったりの雰囲気。
都立大学駅南口を出て、自由が丘へと続く道を歩くこと約5分にあるトラットリア。
住宅街に位置するレストランとしては50席と大箱。最奥のキッチンと薪窯からは、食欲をそそる香りがフロアへと流れ出す。
超人気店となった『エクアトゥール』の国内最後のプロジェクト。
『カンテサンス』での修業を経て、小野シェフの右腕として奮闘してきた中川 巧さんの料理を楽しめる新店として、早くも話題だ!
2023年いっぱいとなる見込みの期間限定の試み。可及的速やかに体験したい。
学芸大学駅の東口商店街から住宅地に逸れた路地の一角にある老舗イタリアン。
ハイカウンターが印象的な店内はテーブル席がメイン。6席限定のテラス席でワイングラスを傾けるのもおススメ。