2024年09月14日
東京の隠れ家レストラン4選!「ここがお店?」サプライズに心ときめくデートを
訪れる誰もが意表を突かれるが、足を踏み入れれば温かな空気がふたりを包み、心解けるような夜を演出してくれる。
ノスタルジックなデートが楽しめる、東京の隠れ家レストラン4軒をご紹介!
1.表参道『HAUS(ハウス)』
店前での束の間の不安が心地良く裏切られる、内装と料理のセンスの良さ
『HAUS(ハウス)』:まるで昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい東京の原風景の中に佇む
時折、道を行き交うタクシーのヘッドライトさえ幻想的に映るほど、夜は密やかな空気に包まれる“外苑裏”。
飲食店がぽつぽつと並ぶ小さな商店街に一歩入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい東京の原風景が現れる。
これから店に向かうというより、友だちとの遊びに夢中になって帰り道を急いだ子ども時代の記憶がふと蘇るこの場所に、ドイツ語で“家”を意味する『HAUS(ハウス)』(外苑前/イタリアン(イタリア料理))がある。
『HAUS(ハウス)』:1階のカウンターは遊び心と快適さが同居
三軒茶屋の裏通りで人気を集めた『ナティーボ』で働いたシェフが作る料理と豊富にそろうナチュラルワインや厳選したクラフトビールをゆるやかに楽しむことができる。
ほろ酔いで店をあとにし、しんと静まりかえった道を歩く時間もおだやかな気分に満たされる。
『HAUS(ハウス)』(外苑前/イタリアン(イタリア料理))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
表参道『HAUS(ハウス)』。店前での束の間の不安が心地良く裏切られる、内装と料理のセンスの良さ
2.東麻布『東麻布 いち川』
出会って間もないふたりなら、東京タワーを望む“家”で必ずや打ち解ける
『東麻布 いち川』:赤羽橋の駅から徒歩数分の住宅街に位置
暮れなずむ空を見上げると都会の夜の始まりを告げる明かりの灯ったタワーが目に入る。
その眺めに気を取られているとうっかり見逃してしまうほど、ひっそり佇む古民家は、いまの東京の多様性を物語るようだ。
赤羽橋の駅から徒歩数分。界隈には昔ながらの製本所やお茶屋さんが点在し、どこか庶民的なムードに心がなごむ住宅街に昨年オープンした『東麻布 いち川』(赤羽橋/日本料理・和食)。
『東麻布 いち川』:カウンター8席の正統派ながら飾らない雰囲気の店内
築70年の古民家をリノベーションした趣のある食空間で腕を奮うのはミシュランの星付き店で日本料理の技ともてなしの心を体得した、笑顔が素敵な店主。
構えは正統派、でも飾らない雰囲気と心尽くしの料理が“口福”と安らぎを運んでくれる。
『東麻布 いち川』(赤羽橋/日本料理・和食)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
『東麻布 いち川』。出会って間もないふたりなら、東京タワーを望む“家”で必ずや打ち解ける
3.武蔵小山『ボンクルール』
友人宅に招かれたような空間と骨太フレンチがもたらす、心の距離を縮める相乗効果
『ボンクルール』:武蔵小山駅から徒歩5分ほどに位置
日常にささやかなしあわせを。そんな願いを叶えてくれるレストランを知ることは人生の豊かさにも直結する。
ジャンルを問わず、上質でカジュアルな、大人好みのレストランが集まる武蔵小山。
駅からわずかに離れた静かな住宅街の一角に店を構える『ボンクルール』(武蔵小山/フレンチ(フランス料理))のランチはフレンチベースのカレーが評判。
金曜と土曜限定のディナーではクラシカルなビストロ料理とワインでゲストを温かく迎える。
『ボンクルール』:「ワインもクラシックをご用意してます!」
カウンター内のキッチンできびきびと働く女性店主は、東京のビストロ人気を牽引した目黒時代の『モルソー』で腕を磨いた実力派。
“スパイス好き”という個性を昼のカレーだけではなく、週2日の夜営業でも発揮する。
自然体で居られるレストランがふたりの夜をカラフルに彩る。
『ボンクルール』(武蔵小山/フレンチ(フランス料理))について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
武蔵小山『ボンクルール』の友人宅に招かれたような空間と骨太フレンチがもたらす、心の距離を縮める相乗効果
4.渋谷『Câline(カリーヌ)』
マンションという緊張感は繊細なフレンチに解され、やがて寛ぎに変わっていく
『Câline(カリーヌ)』:黄色いヴィンテージマンションの2階に位置
発見やときめきが詰まった、求心力のある街。“奥渋”の洒落た空気は、いまや海外からのツーリストをも魅了している。
だが、そのメインストリートでひと際、存在感を放つ黄色いヴィンテージマンションに美食の穴場が潜んでいることを知る人はまだ少ないはずだ。
老舗の鮮魚店が営む定食屋やセンスの良い雑貨店などを過ぎ、19時の一斉スタートに遅れぬようマンションの小さな入り口へ。
連れて行く相手が、「まさかここ?」と驚く様子を見るのが、楽しくもある。
『Câline(カリーヌ)』:「鰆のミキュイ」
明るい笑顔の夫婦に出迎えられ、7坪ほどのミニマムな空間でディナーがスタート。
華やかなアミューズに始まり、シェフの技術が光る軽やかなフレンチが次々に繰り出され、入店までの不安はいつのまにか霧散する。
“奥渋”の秘密基地のようなレストランで過ごす時間は、想像以上にクセになる。
『Câline(カリーヌ)』(渋谷/ワイン)について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。
渋谷『Câline(カリーヌ)』。マンションという緊張感は繊細なフレンチに解され、やがて寛ぎに変わっていく
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