リアルに通いたい港区鮨の新店3選!コスパ良く、大人の日常使いにちょうどいい店
レストランまとめ

2024年01月18日

リアルに通いたい港区鮨の新店3選!コスパ良く、大人の日常使いにちょうどいい店

予約困難な高級店がひしめく、“鮨バブル”のメッカといえば港区。

そんなイメージが先行するが、中にはまだ予約しやすく、価格設定のこなれた新店も誕生している。

今回は、そんな大人の日常使いにちょうどいい3軒をご紹介!

この記事のポイント

1.他店とは一線を画した店主の強すぎる“魚愛”を嗜む 『鮨 にし岡』@高輪

『鮨 にし岡』:前店と同様、黒を基調としたスタイリッシュな店内。ひと際目を引くのは、砂紋を描いた正面の左官壁だ。まるで舞台を観るような高揚感を与えてくれ

『鮨 にし岡』:前店と同様、黒を基調としたスタイリッシュな店内。ひと際目を引くのは、砂紋を描いた正面の左官壁だ。まるで舞台を観るような高揚感を与えてくれ

「子どもの頃から釣りが好きで、魚を扱う仕事に就きたかった」

そう語る『鮨 にし岡』(高輪ゲートウェイ/寿司(鮨))の店主・西岡洋介さんは、建築業から和食、そして鮨職人へと転身した異色の経歴の持ち主。“好きこそものの上手なれ”を体現するように、鮨店での修業は長くないが日々研鑽に励み、弱冠25歳で独立。

経堂の隠れ家的立地ながらすぐに鮨好きたちの評判を集め、今年6月には高輪へと移転し、さらなる高みを目指している。

『鮨 にし岡』:大規模な再開発工事が進む、高輪ゲートウェイ駅の真向かい。大通り沿いにもかかわらず、マンションの地下にひっそりと店を構え、お忍び感も十分だ

『鮨 にし岡』:大規模な再開発工事が進む、高輪ゲートウェイ駅の真向かい。大通り沿いにもかかわらず、マンションの地下にひっそりと店を構え、お忍び感も十分だ

柔和な表情の奥に魚へのあふれる情熱を宿した、若き店主による握りを堪能したい。

『鮨 にし岡』(高輪ゲートウェイ/寿司(鮨))について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!

2.港区に現れたもうひとつの“利﨑”で、本店譲りのコースをコスパよく! 『鮨利﨑 西麻布』@西麻布

『鮨利﨑 西麻布』:檜の一枚板を使用したL字型カウンター。照明はグッと絞られ、BGMのジャズが流れる。ゆったりと寛ぎながら会話を楽しめるので、デートにも最適だ

『鮨利﨑 西麻布』:檜の一枚板を使用したL字型カウンター。照明はグッと絞られ、BGMのジャズが流れる。ゆったりと寛ぎながら会話を楽しめるので、デートにも最適だ

3年前にオープンした青山店からほど近い場所に、港区での“2号店”として誕生した『鮨利﨑 西麻布』。

本店で二番手を務めた大将が腕を振るう店内では、“食べて飲んで約2万円”というコスパに満たされる。

本店と仕入れは同じながら、メニューや構成は大将の裁量如何。それゆえ、グループ各店に個性が生まれている「鮨利﨑」。

『鮨利﨑 西麻布』(乃木坂/寿司(鮨))のカウンターに立つ塩谷直貴さんもまた、京都の老舗料亭『菊乃井 本店』での修業経験を生かし、旬の食材を用いたつまみで移ろう季節を表現。

1万5,000円とコスパ抜群のコースでは、8品のつまみを握り11〜12貫の間に織り交ぜて緩急をつけている。

鮨は江戸前を基本に、お酢と米、煮切りは本店と同じ配合。タネに応じた丁寧な仕事が光る。

『鮨利﨑 西麻布』:西麻布交差点から約2分。外苑西通り沿いで、螺旋階段のあるビル1階の大ぶりな表札が目印だ。同じ通りを外苑前方面に約5分歩くと、青山店が現れる

『鮨利﨑 西麻布』:西麻布交差点から約2分。外苑西通り沿いで、螺旋階段のあるビル1階の大ぶりな表札が目印だ。同じ通りを外苑前方面に約5分歩くと、青山店が現れる

青山店で予約が取れなければ徒歩圏内の『鮨利﨑 西麻布』(乃木坂/寿司(鮨))へ、という流れも確立し、ハイエンドな本店やよりカジュアルな恵比寿店を含めた各店を、臨機応変に使い分けることも可能。

店とゲストにとって、嬉しい好循環なのだ。

『鮨利﨑 西麻布』(乃木坂/寿司(鮨))について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!

3.“銀座の御三家”の技を受け継ぐ、クラシックな江戸前鮨の心地良さ 『材木町 鮨 奈可久』@東麻布

『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』:落ち着いた店内で、ひと際目を引くのは、カウンター中央に鎮座する氷柱。両脇に並んだ鮨ダネを冷やすためで、『奈可田』の系譜を象徴する独特のスタイルだ

『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』:落ち着いた店内で、ひと際目を引くのは、カウンター中央に鎮座する氷柱。両脇に並んだ鮨ダネを冷やすためで、『奈可田』の系譜を象徴する独特のスタイルだ

江戸前鮨における「銀座の御三家」のひとつとして、往年の鮨ツウたちに愛された『奈可田』。そんな名門の流れを汲む一軒が、東麻布で今年2月に再始動した『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』(赤羽橋/寿司(鮨))だ。

「“奈可田”出身の師匠から受け継いだ仕事を、次世代へとつないでいきたい」とは、店主の木戸隆文さん。

『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』:下町情緒を残す東麻布エリアには、ここ数年、各ジャンルの実力店が相次いで進出。10月号で紹介した和食店『せん心』が1階に入るビルの2階に店はある。東京タワーを間近に古き良き江戸前鮨を。このギャップがクセになる

『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』:下町情緒を残す東麻布エリアには、ここ数年、各ジャンルの実力店が相次いで進出。10月号で紹介した和食店『せん心』が1階に入るビルの2階に店はある。東京タワーを間近に古き良き江戸前鮨を。このギャップがクセになる

軽快なトークとサービス精神が持ち味の木戸さんは、「つまみ多め」「酢飯は小さめに」などゲスト一人ひとりの嗜好に即した気遣いも欠かさない。

心地良く時代を遡るようなひとときが、江戸前鮨の真髄を改めて教えてくれる。

『材木町 鮨 奈可久(ざいもくちょう すし なかひさ)』(赤羽橋/寿司(鮨))について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!

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この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。