2024年01月15日
『鮨 にし岡』で他店とは一線を画した店主の強すぎる“魚愛”を嗜む
長閑な住宅街から港区へと居を移した『鮨 にし岡』(高輪ゲートウェイ/寿司(鮨))の第二章から目が離せない。
ここではそんな『鮨 にし岡』(高輪ゲートウェイ/寿司(鮨))の魅力をお伝えしよう!
鮨ツウを唸らせる、新進気鋭の鮨店が高輪で密かに再始動
『鮨 にし岡』:前店と同様、黒を基調としたスタイリッシュな店内。ひと際目を引くのは、砂紋を描いた正面の左官壁だ。まるで舞台を観るような高揚感を与えてくれる
「子どもの頃から釣りが好きで、魚を扱う仕事に就きたかった」
そう語る『鮨 にし岡』の店主・西岡洋介さんは、建築業から和食、そして鮨職人へと転身した異色の経歴の持ち主。“好きこそものの上手なれ”を体現するように、鮨店での修業は長くないが日々研鑽に励み、弱冠25歳で独立。
経堂の隠れ家的立地ながらすぐに鮨好きたちの評判を集め、今年6月には高輪へと移転し、さらなる高みを目指している。
カウンター6席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
駅前の喧騒を忘れさせるマンションの一室で、ユニークな鮨に心奪われる
『鮨 にし岡』:塊のまま乾燥させる!
ほぼ独学だからこその自由な発想、魚体の個性を見極めた緻密なアプローチから生み出される握りは、どれも説得力のある美味しさだ。
例えばまぐろの熟成。
表面が酸化しないよう真空にして水分を取り、乾燥させて寝かせる手法はまさにオリジナル。
『鮨 にし岡』:「大トロ」
真空状態で熟成する「大トロ」。
この日は、青森・大間で揚がった146kgの本まぐろ。最高級部位“腹上一番”を仕入れ、霜降りの「大トロ」は3~5日ほど寝かせて握る。
鮨ダネとして珍しい「シブダイ」。和歌山でとれた「シブダイ」は幻の高級魚。白身ながら脂のりが良く、噛むごとに旨みが広がる。2週間ほど寝かせて使用
その他、鮨店では滅多にお目に掛かれないシブダイなども「脂のりが気に入って」と積極的に仕入れる。
塩当て&火入れする「本ミル貝」。
「本ミル貝」は愛知県産。塩を当てたあと、さっと茹でて甘みを引き出す。
すべてコース(25,300円)より。
1人¥30,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
和食出身の技が光るつまみの質にも驚く!
『鮨 にし岡』:「松茸のお粥」
「胃に優しく温かいものを」との配慮から「松茸のお粥」を提供することも。
粥といっても、米を炊いているのではなく、酢飯にまぐろだしをかけ、スライスした松茸をあしらっている。
『鮨 にし岡』:大規模な再開発工事が進む、高輪ゲートウェイ駅の真向かい。大通り沿いにもかかわらず、マンションの地下にひっそりと店を構え、お忍び感も十分だ
柔和な表情の奥に魚へのあふれる情熱を宿した、若き店主による握りを堪能したい。
Taisho's Profile
店主・西岡洋介さん
現在28歳の西岡さん。「魚に触れている時が一番幸せ」という、自他ともに認める“魚オタク”だ。
魚は豊洲だけでなく全国から直接仕入れるものも多く、休日には漁港巡りも欠かさない。
『鮨 にし岡』へのアクセス・行き方は?
高輪ゲートウェイ駅を出て、左に曲がる。
つきあたりを右折して、高輪二丁目交差点の横断歩道を渡って、右へ曲がる。
少し進んだ左手にビルの地下に『鮨 にし岡』(高輪ゲートウェイ/寿司(鮨))はある。
泉岳寺駅からは徒歩4分でアクセス可能!
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大人の鮨デートにぴったりの一軒。
大切な人の記念日にも♡