美食の街・広尾を代表する名店3選！食偏差値が高い大人のためのレストラン

1．広尾とともに35年。日常に溶け込む老舗グランメゾン 『レストランひらまつ 広尾』

『レストランひらまつ 広尾』：前身となる『ひらまつ亭』が1982年に西麻布で開業。その6年後、広尾へ移転し『レストランひらまつ 広尾』に改名。趣ある外観に歴史を感じる

駅から徒歩2分の場所に、突如現れるグランメゾン『レストランひらまつ 広尾』（広尾／フレンチ（フランス料理））。

他の街にはないこの景色が違和感なくなじむのは、広尾という街の品性と住人の食偏差値が高いがゆえ。

また、創業時から愛されるスペシャリテを筆頭に、食材の旨みを極限まで引き出した料理は、舌筆につくし難い。

『レストランひらまつ 広尾』：メインダイニング

『レストランひらまつ 広尾』（広尾／フレンチ（フランス料理））を語る上で外せないのが、ゲストを家族のように温かく迎えるおもてなしだ。

「大切なお祝いの日に年に数度、決まった季節に訪問してくださるお客様が“ひらまつ”には多くいらっしゃいます。

そんな常連のお客様が予約してくださる季節になると、『そろそろ、あの方に会えるね』と、会える日を想像して嬉しくなる。お正月に親戚に会うのが楽しみな感覚に似ています」と、サービス担当の若林友善さんは笑う。

洗練された空間の中、行き届いたサービスとともに美食をいただく。

至る所に満ちた一流の上質さが、『レストランひらまつ 広尾』（広尾／フレンチ（フランス料理））で過ごす時間をかけがえのないものにする。

2．海外慣れした広尾の大人をも唸らせる、本場を極めるイタリアン 『LA BISBOCCIA』

『LA BISBOCCIA（ラ・ビスボッチャ）』：店の顔になっている入り口の植栽は、現料理長の井上さんが植えたものが成長し今の姿に

緑溢れるアーチをくぐり廊下を抜けると、眼前に120席の広さを誇る圧倒的な空間が現れる。

イタリアのトスカーナのカンティーナ（ワイン貯蔵庫）をイメージして造られた店内には、イタリア人スタッフたちの「ボナセーラ！」の声が飛び交い、陽気なムードに現地のレストランを訪れたような錯覚に陥る。

『LA BISBOCCIA（ラ・ビスボッチャ）』：トスカーナのレンガや黄色いクロスが印象的な店内

1993年にオープンした『LA BISBOCCIA（ラ・ビスボッチャ）』（広尾／イタリアン（イタリア料理））は、東京のイタリアンレストランを牽引してきたレジェンド的な店だ。

高級店だが気取らない雰囲気で、気の置けない仲間や家族と料理をシェアしながらワイワイ楽しむ客の笑顔が、あちらこちらのテーブルに咲く。

そんな“特別”を求める常連客で、今夜も『LA BISBOCCIA（ラ・ビスボッチャ）』（広尾／イタリアン（イタリア料理））は賑わう。

ラ・ビスボッチャ

25

イタリアン（イタリア料理）、ワイン、パスタ

広尾駅

約12,000円

-

日曜

月刊誌掲載

WEB予約

季節の食材がワゴンに乗ってやってきます。 例えば初夏だと、サマートリュフやキャビア、メロン、ウイキョウなどが、どんぶらこ。 メニューは存在しているものの、それを無視して好きな食材を組み合わせてお料理を作ってくれます。 ※オーダーするその瞬間、値段はわからないので、運に任せるのみ。お金は気にしない。コーヒー・デザートまでいただいて、ひとり2万円いかないくらい。 店内もかなり広くて大箱なので、4人くらいでワイワイ訪れるのがおすすめです！ もちろんカップルのお客さんもたくさんいるのでデート利用でも◎。なにを食べても美味しい、日常にある贅沢空間。

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店内に入るとまず聞こえるのは「ボナセーラ！」の大合唱。そしてイタリア人スタッフによる、当日入荷した食材のワゴンサービスで幕開け！　すこぶる濃厚なイタリア空間には、まさに外食の楽しみが詰まっている！

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3．“予約困難店”の概念を広め、広尾のレストラン史に転換点をもたらした 『薫 HIROO』

『薫 Hiroo』：写真に収めたくなる、ふたつの店名が並ぶ看板。現在『長谷川稔』は不定期営業。その建物を間借りする形で『薫 HIROO』は営業

2018年に創業し、革新的なイノベーティブ料理で、広尾のみならず全国の美食家を虜にした『長谷川稔』。シェフ自身の名を冠した店は、3年先まで予約が取れない超予約困難店に。

その長谷川イズムを継ぐのが、同じ店舗にオープンした『薫 Hiroo』（広尾／創作料理・イノベーティブ・フュージョン）だ。

料理長に抜擢されたのは、『長谷川稔』でスーシェフを務めていた次広哲司さん。「これまで学んできた料理をすべて忘れた」というほど、長谷川さんの料理哲学は衝撃的だったと話す。

“食材の命を断つ瞬間から料理が始まる”を信念に、切り方、保存法、火入れなど、素材の活かし方に真摯に向き合い手間を惜しまない。

『薫 Hiroo』：1階にある個室は、調理するシェフの姿がのぞめる特等席

『長谷川稔』らしさを受け継ぎながら、次広シェフのエッセンスを加えさらに進化した同店。

早くも半年先まで空席のない予約困難店となっている。

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