公開

寿司

六本木「鮨由う」での修行を経て磨かれた若手の職人が大将をつとめる。若手ながらその高いクオリティが注目を集め、オープンから間も無く予約困難店に。
一貫一貫芸術的な美しさ。繊細でふんわりとした握りからは杉田さんお人柄を強く感じることができます。
全てが圧倒的逸品。私が思うにこの店の魅力は極上のタネ、卓越した技術、強力な仕入れの力、高級店でありながらも気張らないお店の雰囲気にあります。
大将の西崎氏は、鮨なんばや鮨しゅん輔といった名店での修行を経て技術を磨いてきた背景と西崎氏の独自のこだわりもあり、つまみから握りまで全てが圧倒的な絶品です。
序盤で出される中トロは誰もがうなる超絶品。何気に茶碗蒸しが私の毎回のハイライト。
コスパも良く非常にうまいです。にぎりはやや小ぶりで私の好み。雲丹の手巻きが豪快で印象的でした。
にぎりは18貫ほどあり、使うお米は0.5合でおにぎり1個分ほどだそうです。シャリは小ぶりですが品数多く、タネはボリュームもしっかりでかなりの満腹感。
お店のスペシャリティでもあるドラゴンボール巻きと呼ばれる卵黄が7個並んだ太巻きや、ソフトシェルクラブと雲丹の太巻きのド派手さに目を引きます。
六本木の鮨無垢さん。コースは20品で8800円。アルコールペアリングをつけても14300円と財布に優しい明朗会計ハイコスパ鮨。曜日によっては朝4時まで営業しているようです。
寿司が美味いだけでなく、自然と会話が弾むお店の雰囲気が「鮨しゅん輔」の魅力と思います。スペシャリテである鮑、あん肝、お揚げの一皿をいつも楽しみにしています。