2024年09月02日
池尻大橋『喜臨軒(キリンケン)』。中身はサプライズ。女心をくすぐるモダンな春巻き
今回はそんな『喜臨軒(キリンケン)』(池尻大橋/中華)の魅力を紹介しよう。
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自由度の高いプリフィクスで、小悪魔な相手を迎え撃つ
『喜臨軒(キリンケン)』:ビル地下ながら閉塞感は皆無。ひとりでも気後れしないカウンターや、店奥にはゆったり最大8名まで利用可能なテーブル席もある
世界で最もメジャーな中国料理といえば、広東料理。海が近いことから魚介を多く用いる傾向にあり、日本人の好みに合う理由のひとつだが、そんな広東料理をスタイリッシュに楽しめる一軒がある。
池尻大橋駅に程近い246号沿いのビルの地階に店を構える『喜臨軒(キリンケン)』(池尻大橋/中華)は、小体な空間のカウンター越しで“食の喜びに臨む”店。
奥にはテーブル席もあるが、デートで押さえるべきは間違いなく、シェフの安澤 敦さんが料理を仕立てる様子を間近で見られるカウンター席だ。
6品か8品かを選ぶことができるコースは、なんとプリフィクス。ひとつの食材でも、その調理法を選べることもあり、ふたりでコースを組み立てる時間すらも楽しくなる。
カウンター6席、テーブル10席の他に個室も用意。
デートはもちろん、会食や接待での利用にもおススメ。
『喜臨軒(キリンケン)』:フィンガーフードに昇華した「春巻き」は人気の一品。中身は旬の食材に合わせて2ヶ月毎で変わる。この日は桜エビと空豆。ほっくりとした食感と上品な旨みの合わせ技に唸る
『喜臨軒(キリンケン)』(池尻大橋/中華)の名物は「春巻き」。湯気とともに季節によって変わる具材の香気がふわりと立ち上がり、美味しさも楽しさも増幅する。
『喜臨軒(キリンケン)』:「前菜盛り合わせ」
ホタルイカの紹興酒漬け、自家製ピータン豆腐など序盤からお酒が進む「前菜盛り合わせ」。
蒸し鶏にはパクチーと山椒オイルで作る翡翠ソースを合わせて。
『喜臨軒(キリンケン)』:「天然車海老 発酵バターソース」
「天然車海老 発酵バターソース」。
大ぶりのエビを塩水につけてひと晩おいてから、しっとりと火を入れ、発酵バターのソースをたっぷりと回しかけながら仕上げる。
ぷりっとした歯ざわりと芳醇な香りが口いっぱいに広がり、幸せな気分に。
1人ディナー¥10,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
中華の王道「酢豚」は、豚トロで口どけ重視!
『喜臨軒(キリンケン)』:豚バラではなく塩漬けにした豚トロを使い、柔らかくボイル。黒酢に日本の米酢も加えることで、まろやかさを出すのもポイント。料理はすべて¥10,000のコースの一例(3日前までに要予約)
広東料理の王道に軸足を置きながら、既成概念を覆すようなベテランシェフならではの工夫に、口福指数はひたすら高まる。
『喜臨軒(キリンケン)』へのアクセス・行き方は?
池尻大橋駅(東急田園都市線)西口から出て、駅出口を背にして右手に進む。
国道246号沿いを1分ほど歩くと右手にコンフィアンス流来というビルがあり、地下1階に『喜臨軒(キリンケン)』(池尻大橋/中華)はある。池尻大橋駅から徒歩1分と好アクセスも嬉しいポイント!
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