2023年03月27日
代々木上原で愛される名店『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』。記念日にもピッタリな本格中華を、近所で味わえる幸せ!
本店は広尾へと移転したが、飄香グループの“発祥の地”が代々木上原であることは、ご存じだろうか?
2021年にカウンター主体の『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』(代々木上原/中華)を構え、今も代々木上原の街の人々に愛されている。
今回は、厳選されたスパイスを使った、伝統と革新の本格中華を堪能できる名店を紹介する!
竹林とパンダが可愛くお出迎え。シックな空間に自ずと上がる期待値
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』:代々木上原駅東口から井の頭通りへ続く急勾配の「旭坂」。それを少し登った左の路地に、突如現れる竹垣が目印だ
辛い、痺れるといった刺激的な“辣”のイメージが色濃い四川料理。それは決して間違いではないが、ごく一面に過ぎないのも事実だ。
「四川省といっても広く、現地の郷土料理はもっと多彩。ローカルが日常的に楽しんでいる料理をもっと知って欲しい」とは『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』(代々木上原/中華)を仕切る廣瀬文彦シェフ。
が、直球で勝負するには塩気が強過ぎることもあり、スパイス一つひとつを吟味。
メニューにはそんな研究を重ねた結果、飄香流へと昇華された“精鋭”なるひと皿が並ぶ。
カウンターとテーブル席。
デートはもちろん、会食にも最適。
巧みなスパイス使いで、なじみの料理もまた違った味わいに
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』:「味噌漬け岩手短角牛の一夜干し“酒仙”李白に捧ぐ」
10種以上のスパイスを塗って、ドライエイジングした「味噌漬け岩手短角牛の一夜干し“酒仙”李白に捧ぐ」。
赤身肉は噛むほどに、甘さと刺激的な辛さが同時に畳み掛け、お酒が進む。
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』:「本日の鮮魚 米粉の軽い衣で揚げた甘酢ソース」
唐辛子と山椒を焙煎したスパイスを甘酢に忍ばせた「本日の鮮魚 米粉の軽い衣で揚げた甘酢ソース」。
この日は金目鯛だが、3月以降は鰆や鯛といった旬の魚がラインナップする予定。
いずれも驚かされるのは、幾重にも絡み合う奥行きのある“旨み”。口に入れた瞬間から最後まで、次々と変化していく味わいの応酬は、静かな感動をふたりにもたらす。
どんなスパイスが使われているのか、カウンター越しにシェフに直接尋ねても会話が盛り上がるはずだ。
ふたりのお気に入りを見つけながら、〆の麺まで、めくるめく四川料理の世界へと旅しよう。
1人¥9,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
〆は乾物の旨みを凝縮させた「怪味麺」で!
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』:「四川屋台の名物麺」
するめ、干し貝柱、昆布といった海の乾物で出汁をとった「四川屋台の名物麺」。“怪味麺”と呼ばれるほど、複雑な味わいがクセに。
同じ具材を使った「白湯麺」と食べ比べるのも一興。
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』:右から「麻辣ハイボール」、「クラフトコーラハイ」
右から「麻辣ハイボール」、「クラフトコーラハイ」。
いずれも「江小白」で割ったもの。あの白酒特有のクセがなく、まろやかさが新感覚と中国の若者の間でブームだとか。
オープンキッチンから漂う刺激的なスパイスの香りもまた、非日常モードを後押ししてくれる。
本格中華を、シックな空間のカウンターで楽しめる気軽さが嬉しい。大切な人はもちろん、友達も誘って思い思いのひとときを楽しもう。
『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』へのアクセス・行き方は?
小田急小田原線・東京メトロ千代田線代々木上原駅東口を出て、右へ。
旭坂を少し登り「ココカラファイン」の角を左折。
まっすぐ進んだ左手の路地に『竹韻飄香(ジュユィンピャオシャン)』(代々木上原/中華)がある。突如現れる竹垣が目印。
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