2023年04月05日
代々木上原で外せない名店『ラ・ファソン古賀』。グランメゾン出身シェフの“優しいフレンチ”!
本日ご紹介する『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)も、そんな静かなエリアのマンション1階に潜む。
『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)が、都内でも知られた名店たるゆえんは、喧騒とは無縁の大人好みなムードだけではない。“百戦錬磨のシェフ”によるその実力が、食べ慣れた大人の心を掴んで離さないのだ!
界隈でも特に落ち着いた「坂の上」に潜む一軒が目的地
『ラ・ファソン古賀』:代々木上原駅南口を出て徒歩2分に位置
前身の『コム・シェ・ヴ』時代から数えれば、すでに22年。古賀義英さんは、この街のフレンチを牽引してきたいわば重鎮だ。
今からちょうど10年前に、北口から南口に移転。
駅から至近でありながら、一本路地を入った静かなエリアに料理人人生の集大成として『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)をオープンした。
坂を上ると、駅の喧騒は静寂へと一変。洗練されたエントランスに期待が高まる。
マンションの隣り合ったふた部屋をつなげている店内には、オープンキッチンの他、クラシックなフレンチ然としたテーブルスペースもある。
カウンターとテーブル席。
デートはもちろん、会食にも最適。
『ラ・ファソン古賀』:移転を機に「お客様の反応をすぐに知ることができる」念願のオープンキッチンを設置
『シェ・イノ』、『トロワグロ』と、日仏を代表するグランメゾンで修業したことからソースに並々ならぬ思い入れがあり、味わいの土台になるフォンは手間と時間を惜しまず、今も魂を込めて引いている。
その仕上がりは見事で、旨みとコクはかなり強いが後味は驚くほど軽く、季節の食材の持ち味をきっちりと引き立てている。
『ラ・ファソン古賀』:鹿に添えられたグランヴヌールソース
鹿に添えられたグランヴヌールソースのキラキラとした輝きに、思わず見惚れる。
『ラ・ファソン古賀』:「蝦夷鹿シンタマのロースト グランヴヌールソース」
スグリジャムなどを合わせたソースが、ジビエの濃厚な旨みと共鳴。
「蝦夷鹿シンタマのロースト グランヴヌールソース」。
料理はすべてコースより。
1人¥18,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
〆はフォンが命の名物カレーで!
『ラ・ファソン古賀』:従来のカレーの概念を覆す名物「ソースキュリー」は、事前予約でディナーの〆にオーダーが可能。ソースのさらりとした舌触りと凝縮した旨みに悶絶
長いキャリアの中で古賀さんが一貫して伝えてきたのは「毎日でも食べたくなる優しいフレンチ」。
香味野菜の他、魚ならアラなど、動物性の旨みがフォンの要だが、余計な脂は丁寧に取り除いてクリアで雑味のない味に仕上げている。
そんなシェフの手仕事が目の当たりにできるカウンターがあるのも、『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)の魅力。大切な人と、折に触れて通いたくなるのである。
代々木上原で過ごすハレの日のデートの鉄板といえる名店『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)。
旬を軽やかに、そして優しく伝える円熟したその技を、ぜひ堪能いただきたい!
『ラ・ファソン古賀』へのアクセス・行き方は?
小田急小田原線・東京メトロ千代田線代々木上原駅南口1を出て、目の前の坂を上る。
一つ目の角を右に曲がってすぐのマンション1階に『ラ・ファソン古賀』(代々木上原/フレンチ)がある。
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大切な人との記念日は特別な空間で♡
そんな願いを叶えてくれるのがこの一軒。