2023年11月17日
中目黒の新店『東山無垢』。シンプルこそ大人の贅沢。〆のいくらご飯は旬の愉しみ!
駅から歩くこと10分余り、住宅街の一角にポツンと燈る灯りを見やれば、『東山無垢(ひがしやまむく)』(中目黒/和食・日本料理)と書かれた看板が目に映る。
無駄なものをそぎ落とした先に、究極の洗練空間が創られる
『東山無垢(ひがしやまむく)』:表通りから一歩入った閑静な住宅街に現れる石塀と、さりげなく灯る看板
“無垢”の店名通り、白を基調とした店内は至ってシンプル。
『東山無垢(ひがしやまむく)』:扉を開くと真っ白な壁に囲まれたアプローチが静謐な雰囲気を醸し出す
『東山無垢(ひがしやまむく)』:カウンター8席のみのこぢんまりとした設えながら、ゆったりとした時の流れを感じさせる空間は、貸し切りも可
清白なイチョウの木のカウンターが凛とした趣を漂わせている。そして、その料理も一切の無駄を削ぎ落とした潔さが光る。
『東山無垢(ひがしやまむく)』:ご主人の三島氏は島根県出身の42歳。サラリーマンを経て料理人となった異色の経歴だ
店主の三島立己さんは、横浜の『鶴寿』で7年間料理長を務めあげた後、この地で晴れて独立。
「ここでは、華美でインパクトのあるハレの料理よりも、普段食べている要素をより上質にした料理を提供していきたい」とは三島さん。
カウンターのみ。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
美しく輝く魚卵を旬にいただく。それこそが、成熟した大人の粋な嗜み
『東山無垢(ひがしやまむく)』:16,500円コースの〆に登場する「いくらご飯」
16,500円コースの〆に登場する「いくらご飯」。
今が旬のいくらは、もちろん自家製。漬け地に追い鰹をして、より鰹の旨みと風味をプラス。ご飯は、岐阜の龍の瞳を使用。出汁で炊きあげている。
『東山無垢(ひがしやまむく)』:「うざく」。宍道湖の天然鰻を蒲焼にし、きゅうりや茗荷、大葉と生姜と共に加減酢であえている。パリパリに焼いた皮の香ばしさに加減酢の酸味が軽快で、目にも鮮やかな一皿
例えば“うざく”。本来は三重の郷土料理だが、彼は天然鰻を用い、カットも大胆に提供。
蒲焼とは一味違う割烹料理店の一皿として昇華させている。
1人¥23,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
『東山無垢(ひがしやまむく)』:「甘鯛と松茸のお椀」。甘鯛は酒蒸しにしてあり椀妻は春菊。出汁には奥井海生堂の蔵囲い利尻昆布と鵜飼商店の拘りの本枯節を使用
その目指すところは食べ疲れしない味。それを踏まえたコース運びも絶妙だ。
値段も適正。身近な贅沢を堪能したい。
『東山無垢(ひがしやまむく)』へのアクセス・行き方は?
東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅東口を出て、駅を背にして左へ。
山手通りをしばらくまっすぐ進む。
青葉台一丁目交差点を左に曲がり、野沢通りに入って少し進んだ右手に『東山無垢(ひがしやまむく)』(中目黒/和食・日本料理)はある。
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今夜はしっとり和食デートを楽しみたい。
そんな日にぴったりの一軒。
グルメな女性も満足できること間違いなしだ!