『銀座楼蘭』が「GINZA gCUBE」で復活!常連を虜にする、豪華な広東料理の魅力とは
レストラン紹介

2023年11月06日

『銀座楼蘭』が「GINZA gCUBE」で復活!常連を虜にする、豪華な広東料理の魅力とは

観光やショッピングを楽しむ多くの客で賑わう街、銀座。

そんな騒がしい街にも、大人が寛ぎながら美食を楽しめる店がある。

店の名は『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)。

銀座駅から徒歩5分とアクセス至便な「GINZA gCUBE」10階に位置するこちらは、落ち着いた上質な空間の中で、広東料理をベースとした本格中華が楽しめると人気の店。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)が、多くの人を魅了する理由とは?

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この記事のポイント

こんなシーンにおすすめ!
大切な人との記念日は特別な空間で。
そんな願いを叶えてくれるのがこの一軒。

創業50年以上を誇る老舗中華が復活!『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:銀座中央通りに面した『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)のメインダイニング。窓から望める銀座の景色は圧巻!

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:銀座中央通りに面した『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)のメインダイニング。窓から望める銀座の景色は圧巻!

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)は、1971年創業の老舗中華だ。

といっても、創業の地は現在の場所ではなく品川。その後、1982年に銀座5丁目にある銀座コアに『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)として営業を開始した。

銀座コアは開業当時は松下電器(現:パナソニック)のショールーム、「テクニクス銀座ショールーム」が設置されていたことでも知られているビル。そんな銀座を代表する場所に店は誕生した。

「広東料理が日本人の口に合う」という信念のもと、香港からシェフを招聘し、正統派広東料理の提供を開始。

素材の旨みを生かすためのシンプルな味付けや、ふかひれなどの高級食材を使った華やかな料理は話題を呼び、多くの客を魅了した。

だが2021年1月、閉店の憂き目にあうことに…。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:エントランスから入ってすぐの場所にあるカウンター席のスペース。席に面するように飾られている彩色豊かなアートパネルは、特注品のタイル。「ひとりでも美味しいものを食べたい」というお客様の要望に応えて誕生した

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:エントランスから入ってすぐの場所にあるカウンター席のスペース。席に面するように飾られている彩色豊かなアートパネルは、特注品のタイル。「ひとりでも美味しいものを食べたい」というお客様の要望に応えて誕生した

惜しまれつつも、一度は閉店という形をとった『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)。

だが2023年3月、場所を「GINZA gCUBE」に移し復活を果たすことになる。

きっかけは、「常連客の声だった」とオーナーの江連昌愛さんは語る。

実は私も『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)のお客でした。

行き届いた心地よい接客と、素材の旨みを感じることができる上品な味のお料理は素晴らしく、三世代に渡って通うほど大好きなお店だったんです。

そのため、閉店の話を聞いたときは本当に残念でした。実際にお店がなくなってみると『もう楼蘭の料理が食べられないのか…』と寂しくて。

でも、そう考えていたのは私だけでなく、同じように感じていらした常連のお客様がとても多かったんです。

そんな声にも後押しされ、思い切って楼蘭の関係者の方々に復活させませんか?とお声がけをして、ご賛同頂けたことで復活することができました」(江連さん)

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:メインダイニングへと続く長いアプローチ

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:メインダイニングへと続く長いアプローチ

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)という屋号を守るために、銀座の地で店舗を探したという江連さん。そこで出合ったのが現在の場所だった。

「銀座通り沿いという立地と、10階からの眺めにココだ!と思いました。また、以前の店舗の設えが凝った造りで素敵だったので、それを生かしたつくりにしました」(江連さん)

広いスペースを確保したエントランスには瀟洒なシャンデリアが飾られ、メインダイニングへと続く長いアプローチにもモダンなライトが並び高揚感を誘う。

また、建物自体は銀座中央通りに面しているものの、入口は一本裏の通りから入るつくりも、隠れ家感があり、世慣れた大人をもワクワクさせる。

この高級感あふれる空間づくりが、『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)を名店たらしめている所以なのだろう。

だが、『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)の真価はやはり料理にある…。

席タイプは?
カウンター、テーブル席の他に個室も用意。
デートはもちろん、会食や接待での利用にもおススメ。

常連をも虜にする、美味なる「広東料理」

銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:「鮑と帆立貝の蒸し物 特製ソース掛け」。帆立貝は中心はレアになるよう仕上げ、素材の甘みを生かす。また特製ソースは、魚介類にあった万能なソースを作成。あっさりしているが、それでいて深い味わいが癖になる!

銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:「鮑と帆立貝の蒸し物 特製ソース掛け」。帆立貝は中心はレアになるよう仕上げ、素材の甘みを生かす。また特製ソースは、魚介類にあった万能なソースを作成。あっさりしているが、それでいて深い味わいが癖になる!

中華料理というと、香辛料をふんだんに使ったパンチが強い味付けが特長の四川料理を想像する人も多いかもしれない。

だが、『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)が提供する薄味の広東料理は、繊細にしてモダン。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:A5ランクの常陸牛を使用した「中華ステーキの野菜添え」。旨みの強い牛肉に優しく寄り添う野菜炒めが大人気!

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:A5ランクの常陸牛を使用した「中華ステーキの野菜添え」。旨みの強い牛肉に優しく寄り添う野菜炒めが大人気!

人気メニューは?と問うと、「野菜炒め」だと料理長の石川 眞さんが教えてくれた。

「お肉やメインのお料理の付け合わせとして、野菜炒めをご提供していたのですが、いつからか『メインもいいけど、野菜炒めをもっと食べたい!』というお客様が増えてきました。

野菜炒めは、『命のスープ』と呼んでいる上湯スープで仕上げます。」(石川さん)

実は、この「命のスープ」が、楼蘭の味の決め手になっている。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:料理長の石川 眞さん。1983年から『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)に勤める、店の屋台骨

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:料理長の石川 眞さん。1983年から『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)に勤める、店の屋台骨

「素材の旨みを生かす料理が多い広東料理では、味付けが肝になります。

その味付けのベースとなるのが、スープです。

豚肉、丸鶏、金華ハムなど様々な食材を4時間前後、雑味が出ないよう煮込んでつくっています。

料理によって、何種類かのスープを使い分けますが、当店の料理の多くはこの上湯スープがベースとなっています」(石川さん)

「復活」の想いを託された、美しき琥珀色のスープ

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:常連から愛される「光麺(つゆそば)」

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:常連から愛される「光麺(つゆそば)」

常連から愛される「光麺(つゆそば)」も、スープの旨みを楽しめる人気の一品だ。

具材は、ねぎと麺のみという潔さ。

だが、様々な食材から染み出した旨みが凝縮したスープと、つるっとした麺が絡み合い、口福をもたらす。

「復活したあと、このスープを飲んだときに『あぁ楼蘭の味だ』ってほっとしたんです。上品でありながらも、滋味深い。

料理長が改善を繰り返しながら進化させてくれた、この味を大切にしていきたいと思っています」(江連さん)

予算はどのくらい?
1人¥15,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。

ふかひれや蟹など高級食材を使用した逸品も、広東料理の醍醐味!

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:看板料理の「蟹の卵入りふかひれスープ」

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:看板料理の「蟹の卵入りふかひれスープ」

広東料理のもうひとつの特長といえば、ふかひれなどの豪華食材を使用した華やかな料理。

美食の街である銀座で勝負するだけあり、食材選びにも妥協なし。

「当店では、食材選びを重視しています。日本には美味しい食材が多いので、産地にはこだわりません。

ただ、シンプルな味つけが多い広東料理なので、素材自体の味わいが料理を大きく左右します。

そのため良い素材を厳選し、そのときに美味しいものを仕入れるようにしています」(石川さん)

写真は看板料理である『蟹の卵入りふかひれスープ』。

上湯スープをベースにした贅沢な一品だ。

趣の異なる個室が充実。「商談」利用にもおすすめ

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:4人用のシックな個室

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:4人用のシックな個室

また銀座という場所柄ゆえ、「会食」などのシーンでも活用できれば嬉しい…と考える大人は多いだろう。

その点、『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)は抜かりない。

他社のステークホルダーを招いての商談では、失敗は絶対に許されない。

それゆえ、ホスト側は細心の注意を払う。

そこで重要になるのが、スタッフの「おもてなし力」だ。

「当店をお選びいただいたからには満足してお帰り頂きたい。

そのため、ご予約のお電話を頂いたときから、おもてなしは始まります。

頂いたご要望については、可能な限り全力でお答えします。お客様のお好みを伺い、カトラリーを置く位置や、料理の配膳のタイミングに至るまで最善を尽くす。

お食事が終わったあとに、皆様が笑顔になられ『また来るよ』と言って頂けるときが至福のときです」と、店長の石川清美さんは優しそうに笑う。

さらに、個室が4室と充実しているのも特長だ。

4人用のシックな個室から、最大12人までは入れる大きなお部屋まで汎用性高く揃える。

大事な商談から、家族との記念日など幅広いシーンで使えそうだ。

2024年 1/31まで!東カレ読者限定のお得なコースも登場!

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:「前菜盛り合わせ」

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』:「前菜盛り合わせ」

また、今回の取材を記念して「東京カレンダー限定コース」 をご用意頂いた。

看板料理の「蟹の卵入りふかひれスープ」を含む全7品と、フリードリンクがついて15,000円(税込)と破格のお値段。

ぜひ、この機会に『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)の味を堪能して欲しい。

コース内容は以下の通りだ。

・前菜盛り合わせ
・蟹の卵入りふかひれスープ
・おすすめ点心
・三種海鮮の蒸し物 特製ソース
・スペアリブの黒酢煮 彩り野菜添え
・叉焼入り高菜炒飯
・デザート
・フリードリンク(2時間)

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)は特別な夜を貴方に約束する・・・

「おひとりでもお仲間同志でも満足いただけるレストランにしたい」という想いを胸に、復活を果たした『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)。

その強い想いに負けないほどのポテンシャルを、見出すことができる店だった。

「銀座で大切な人とゆっくりと食事をしたい…」

そう思ったら、ぜひ『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)を思い出して欲しい。

最高のホスピタリティ溢れるもてなしと、細部まで徹底した美食を前に、誰もが笑顔になれるはずだから…。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』へのアクセス・行き方は?

東京メトロ銀座駅A2出口から出て、銀座通りを新橋方面に向かってまっすぐ進む。

銀座六丁目交差点を左に曲がり、「ホテルグレイスリー銀座」の手前を右へ。

少し歩くと右手に「GINZA gCUBE」があり、10階に『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)はある。

『銀座楼蘭(ぎんざろうらん)』(銀座/中華)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!

いかがでしたでしょうか。
このお店に「行ってみたい!」と思ったらブックマークボタンを押して行きたいお店リストに登録しておくと、簡単にお店の詳細ページにアクセスできて便利です。
また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!

この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。