東京カレンダー編集部
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まず目に飛び込むのは
樹齢800年以上のブビンカの一枚カウンター。

その高さも、「人は肘をつくと心を開くもの」
と話すオーナーバーテンダーの吉川氏により、
絶妙に調整されたものだ。

クラシックな内装は、
品がありつつも見事な包容力をたたえている。

そんな空間で頼むべきはやはりカクテル。

デザートも兼ねた一杯として、
女性におすすめしたいのは
「安納芋と甘酒のマティーニ」。

漉した芋の優しい甘さを、
ウォッカベースで楽しめる。

そして男性に飲んでほしいのが
「スコッチ&エスプレッソ」。

スコッチとコーヒーの意外な組み合わせに、
カルダモンビターズで苦甘の香りをつけている。

恵比寿からタクシーで5分走ると辿り着く、
並木橋の名門バーへ行かない理由が見当たらない。
2022年12月12日 16:28