2024年12月09日
この記事のポイント
秋葉原近辺でのデートにおすすめのお店
アニメやゲームなどサブカルチャーを愛する人が集う秋葉原。
“オタクの聖地”と呼ばれる電気街のほか、「ヨドバシマルチメディアAkiba」や商業施設「2k540 AKI-OKA ARTISAN（ニーケーゴーヨンマル アキ・オカ アルチザン）」などのスポットが点在し、観光客を含むたくさんの人で賑わいます。
ここでは、駅前から少し離れたところに潜む、わざわざ訪れたい人気店2軒をご紹介します。
『鮨スタンド 三六五』:「本日の5貫」1,650円には、漬け本まぐろの赤身をはじめ、煮ハマグリ、ヤリイカの印籠、サクラマス昆布〆、紅ズワイガニほぐし身が登場。
1貫280円〜とリーズナブルで、豪華なネタでも1,000円前後の値付け。 そんなカジュアルな価格ながら、高級店レベルのクオリティのネタをいただけると話題の『鮨スタンド 三六五』（秋葉原／鮨）。
豊洲にある水産物仲卸「島津商店」の直営で、「手の届く価格で美味しいお鮨を提供して、もっと魚の美味しさを広めたい」と、立ち食い鮨店を2021年にオープンさせました。
『鮨スタンド 三六五』:江戸の鮨の屋台を現代風に再現した、トタン板の壁と真っ白な暖簾のギャップが目を引きます。
仲卸の目利きとあらば、仕入れるネタの鮮度や質の良さは言わずもがな。 豊洲で厳選された上質なマグロを扱えるのも、老舗仲卸の市場の繋がりがあってこそなせる技。
店主が魚の扱いを熟知しているゆえ、足の早いネタを沖漬けしたり熟成させたりと、あの手この手で美味しく昇華させる手腕も頼もしいです。
『鮨スタンド 三六五』の営業時間・予算は？
営業時間は12:00～LO14:30、17:00～LO21:30。
予算はランチ3,500円、ディナー7,000円ほどです。
『鮨スタンド 三六五』のおすすめ利用シーンは？
秋葉原でのデートに最適。他店では足が早くて種類を扱えない貝類や光り物など、仲卸直営ならではのネタを堪能するのがオススメです。
『たん清』：「上タン塩焼き」（1人前2,000円）※画像は2人前です。
通常の焼き肉店の場合、タンは最初に数枚食べて終了してしまうことがほとんどでしょう。それではタン好きの心は満たされない。そこでおすすめしたいのが超人気焼き肉店『たん清』（秋葉原／焼肉）です。
名物となっているのが「上タン塩焼き」。美味しいことは言うまでもありませんが、誰もが何よりもまずそのボリュームに驚愕します。
大皿からはみ出んばかりにずらりと並べられたタンは、一枚一枚が分厚い上に、大きく、このひと皿だけでもお腹いっぱいになれそうなほど。
『たん清』：静かな路地にあるマンションの地下一階に位置します。
このダイナミックな提供スタイルは、昭和63年の創業当時から続く同店のこだわりのひとつ。先代の「とにかく美味しいものをお腹いっぱい食べて欲しい」という想いが込められているのだといいます。
「上タン塩焼き」の他にも、「ネギ塩たん焼き」と「味噌たん焼き」など、豊富なタンメニューが勢ぞろい。最初から最後までタン尽くしという贅沢を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。
『たん清』の営業時間・予算は？
営業時間は16:00～22:15（土15:30～22:00）。
予算はディナー5,000円ほどです。
『たん清』のおすすめ利用シーンは？
秋葉原でのデートに最適。 タン好きのふたりなら、一度は訪れておきたい名店です。
神田近辺でのデートにおすすめのお店
駅前やガード下に居酒屋やバルが立ち並ぶ神田駅周辺。「神田駅西口商店街」には、約100軒の飲食店が連なります。
また、神田川の方へと足を延ばすと、レトロな赤レンガが特徴的な「マーチ エキュート 神田万世橋」などのお洒落スポットも。
昔ながらの店と新しい建物が混在し、区域によって雰囲気が一変するのが面白いエリアです。
『鳥のかけ橋』：燻製香がクセになる、薪で焼いた焼き鳥が絶品です。
オフィスからのアクセスが良い街だけに、夕方ともなれば仕事の疲れを晩酌で癒すサラリーマンで店内は賑わう『鳥のかけ橋』（焼き鳥／神田）。店主の高橋将浩さんは、ミシュランの星を獲得した焼鳥の名店で修業をした本格派です。
大衆的なイメージが強かった焼鳥店ですが、ここ数年で高級焼鳥店が注目を集めるようになりました。高級焼鳥店の特徴は厳選素材を使用し、焼鳥にひと工夫をしている点。同店もこの流れを汲んでいます。
『鳥のかけ橋』：屋号が入った提灯が客を優しく迎え入れます。
こちらでは珍しい「薪」で焼いた焼鳥を楽しむことが出来ます。店の一番人気は、薪で焼いた「ソリーキ」480円。ふんわりとジューシーなうえ、口に含むと薪の良い香りが鼻腔をくすぐります。
「通常は備長炭を使いますが、ジューシーな質感を出したい部位にはナラの木で焼きます。薪で焼くと薪の水分の効果でしっとりと焼きあがりますし、香りがついていい味わいになるんです」
『鳥のかけ橋』の営業時間・予算は？
営業時間は17:00～LO22:30（日祝16:00～）。
予算はディナー7,000円ほどです。
『鳥のかけ橋』のおすすめ利用シーンは？
神田でのデートに最適。希少部位も多く扱っているので、何度通っても食べ飽きないのが嬉しいところ。
『神田 タンだけ』：写真上から時計回りに厚切りタン、上タン、日本酒タン。ともに「舌だけコース」5,500円より。
ど直球な店名そのままに、不動の人気を誇る牛タン尽くしのコースを味わえると話題の『神田タンだけ』（焼肉／神田）。
焼肉チェーン店『醍醐』にて開催された、『肉山』（焼肉／吉祥寺）のオーナー・光山英明さん主催の「タン祭り」があまりにも好評で、光山さんのひと声で同店が誕生した…というエピソードも肉ラヴァーの間で有名な話です。
『神田 タンだけ』：カウンターや半個室になるテーブル席も用意。無煙ロースターで、煙が服や髪に付く心配もありません。
コースは、ねぎタンポン酢に始まり、霜降りの厚切りタンや上タン、タンカツドッグなど、徹頭徹尾タンの美味しさをあの手この手でアレンジ。
黒毛和牛一頭買いで知られる『醍醐』（焼肉）がグレードの高い選りすぐりのタンだけを厳選しているため、味に厳しい大人をも魅了しています。タンの魅力を深掘りする偏愛ディナーをご体験ください。
『神田 タンだけ』の営業時間・予算は？
営業時間は17:00～LO20:30（土16:00～LO20:00)。
予算はディナー8,000円ほどです。
『神田 タンだけ』のおすすめ利用シーンは？
神田でのデートに最適。“高級未満のお洒落焼肉”ゆえ、気になるお相手を誘いやすいのではないでしょうか。
『エスティーエー 神田』：大きな大理石のダイニングテーブルと天井から吊るされたモダンなライトが、レトロな空間に絶妙にはまります。
1世紀以上前に造られた駅舎のアーチに囲まれた『Sta.神田』（ダイニングバー／神田）。店名Sta.（＝Stationの略）の通り、そこはかつて万世橋駅があった場所です。
リノベーションされた駅舎を奥に進むと、目に入るのは連続する高架橋のアーチ。そのアーチの中にあるダイニングに腰をおろせば、まるで大人の秘密基地に着いた気分です。
言うまでもなく、デートで訪れればこの時点で高揚感は満点。「とりあえず」のビールの乾杯さえも艶やかになります。
『エスティーエー 神田』：「三重県産こもきん豚の角煮 半熟卵添え」1,300円。
提供するビールは国産のクラフトで、生は「伊勢角屋麦酒ペールエール」、ボトルは「エイトピークスブルーイング」という目利きな銘柄。 後者に関してはボトルがお洒落で、淡くすっきりした飲み心地なのも女性に優しい。
そして、つまみに添加物不使用の体に優しい和食をいただけば、気分は高揚からリラックスへ。歴史ある建物でこその静謐さも、心地よくなってくるでしょう。ビール片手にふたりで駅ナカでしか味わえない、ひとときのタイムスリップをお楽しみください。
『エスティーエー 神田』の営業時間・予算は？
営業時間は11:00～17:00／17:00～23:00。
予算はランチ1,500円、ディナー4,500円ほどです。
『エスティーエー 神田』のおすすめ利用シーンは？
神田でのデートに最適。慣れ親しんだビールを、非日常空間で楽しむギャップを体験することができるでしょう。
御茶ノ水近辺でのデートにおすすめのお店
御茶ノ水といえば、江戸時代からの由緒正しい文教地区。学校やオフィス、文化施設も多く、学生やビジネスパーソンで賑わいながらも、神田川付近ではどこかゆったりとした時間が流れています。
また、都心でありながらも「神田明神」や「東京復活大聖堂教会（＝ニコライ堂）」など古き良き建物が残るのもこの街の特徴。そんな “デートにうってつけの街” で立ち寄りたい話題の2軒とは？
『雅宝』：入り口には、以前ここに住んでいた建築家の表札をそのまま残しています。
神楽坂の『アルボール』（イタリアン）といえば、東カレで何度も登場している東京を代表する隠れ家レストラン。その姉妹店が『雅宝（アルボール）』（中華／御茶ノ水）です。
場所は新御茶ノ水と淡路町の中間で、今回も神楽坂同様に古民家の一軒家で、有名建築家の自邸だったというレトロな建物は意外性抜群。ちなみに、店名はアルボールを中国語にした漢字なのだとか。
『雅宝』：「海鮮白麻婆豆腐」2,200円。ホタテやイカ、エビなどを細かく刻み、ひき肉の代わりにした創作心溢れる一品です。
気になる料理は、広東をベースにした創作料理。シェフは元々、名店『南国酒家』（中華）で腕を奮っていたそうで、実力派のベテランです。
高級中華が流行って久しいですが、もう少し気軽に日常使いしたい…。ここは、そんな欲望に応えてくれる、値段はお手頃でも、満足感がもの凄い一軒です。
『雅宝』の営業時間・予算は？
営業時間は11:30～LO14:00、17:00～LO22:00（土～LO20:00）。
予算はランチ4,500円、ディナー5,500円ほどです。
『雅宝』のおすすめ利用シーンは？
御茶ノ水でのデートに最適。席数も多く、当日予約もOK。コースもありますが、アラカルトで“好きなものをあれやこれや”というゲストが多いそうです。
『焼肉 ホルモン アポロン 神田駿河台』：「黒毛和牛 ロース」1,380円。赤身と脂のバランスが良く、すっきりとした後味が秀逸です。
肉の質は仕入れが命！ともいわれます。なので、仕入れに優れていれば美味しい肉が楽しめるだけでなく、よりお得です。
『焼肉 ホルモン アポロン 神田駿河台』（焼肉／御茶ノ水）は、全国に数百軒もの飲食店を経営する「際コーポレーション」による唯一の焼肉業態。大衆的な佇まいであるが、その肉質の良さが話題となっています。
仕入れはグループの担当者が芝浦市場で、上質な黒毛和牛の一頭を吟味し、各店舗に振り分けています。つまり、正肉は焼肉で、端肉は他の業態で、と無駄なく使えため、質のいい肉をコスパ良く提供できるのです。
『焼肉 ホルモン アポロン 神田駿河台』：靖国通りから1本入った、夜は比較的静かなエリアに店はあります。
そんな同店で食べるべきは「黒毛和牛 ロース」。約120ｇ超えの量で、 1,380円という価格にまず驚きます。日によって部位は変わりますが、この日は肩三角。料理長の李 秀日さんは「脂が入りすぎていなくて、バランスがいい。全体的にスッキリと食べてもらいたいので、この部位がおすすめです」といいます。
合わせるもみダレも、ピリ辛でさっぱり。食べれば、なるほど、赤身の美味しさと歯切れの良さが実に印象的。気軽に使えて、なおかつ肉質は確か。こんな店を知ってこそ、懐の深い大人といえるでしょう。
『焼肉 ホルモン アポロン 神田駿河台』の営業時間・予算は？
営業時間は11:30～LO14:30、17:00～LO21:30（土17:00～LO21:00）。
予算はランチ1,500円、ディナー4,500円ほどです。
『焼肉 ホルモン アポロン 神田駿河台』のおすすめ利用シーンは？
御茶ノ水でのデートに最適。雰囲気は極めてカジュアルなので、気の知れたお相手と気取らずに訪れたいお店です。
いかがでしたでしょうか。歴史と現代が融合した街並みが魅力の秋葉原・神田・御茶ノ水エリアは週末デートにもぴったりです。
今回、ご紹介したお店をブックマークしておけば、ワンランク上の大人向けデートが叶うはず。
エリア毎のお店の特徴をしっかり掴んで、使えるお店を「グルカレ」でチェックしておきましょう。
