2024年11月11日
新大久保『水産市場』。捌きたてだから、鮮度抜群!実は魚好きが多い韓国で人気の“フェ”とは
日本人の好物である刺身だが、実は韓国でも一般的。「店の生簀から取り出した捌きたて食べられるこちらは、日本の店でも出合えないビジュアルに歓声が上がります」と韓国ツウは語る。
今回はそんな『水産市場』(新大久保/韓国料理)の魅力を紹介しよう!
まるで竜宮城に迷い込んだような非日常な海の世界を体感せよ
『水産市場』:新大久保の賑やかなメイン通りからは、少し離れた場所にあるため、通りすがりで入る客はほぼいない。本当に美味しいものを求める大人だけが来る店なのだ
肉食のイメージが強い韓国だが、実はひとり当たりの年間摂取量は日本を上回るほど、魚好きが多いと言われている。
なかでも人気なのがフェと呼ばれる魚の刺身。生簀から取り出したばかりの魚を注文が入ってから捌くため、鮮度は言わずもがな。
韓国で刺身といえばヒラメや鯛など、赤身よりも白身が定番だが、それは韓国特有の食べ方に一番合うから。
日本在住の韓国人も多く通う新大久保の『水産市場』(新大久保/韓国料理)では、その豪快でサービス精神に満ちた魚食文化を体感することができる。
『水産市場』:真鯛やヒラメをメインに甘エビ、ホヤなどもたっぷり。自家製コチュジャンと白身魚の相性が抜群でソジュがすすむ
アラカルトも用意しているが、5人以上であれば21品が登場する全員で2万1,800円のコースがおすすめ。韓国の酒場では人数に関係なく料理の数でコースの価格を設定している店が少なくない。
醤油ケジャンや天ぷらなど、心づくしの料理のなかでも主役は、全長1mの巨大な“舟”に盛られた刺身。
テーブル席の他、半個室も備える。
デートはもちろん女子会や友人との集まりにも最適。
『水産市場』:みずみずしいサンチュのうえにエゴマの葉を重ね、コチュジャンをつけた刺身を巻いて食べれば、野菜もたっぷり摂れて一石二鳥!
味噌やにんにくで作る自家製サムジャンをたっぷりつけてサンチュの上に。そのまま頬張れば白身魚のプリッとした弾力が歯に伝わる。
韓式の刺身盛りでソジュを酌み交わせば、気分が果てしなく高揚する。
『水産市場』:「トムモリ」。舟盛りで登場した真鯛の頭を2時間煮込んだもの
「トムモリ」。舟盛りで登場した真鯛の頭を2時間煮込んだもの。余すことなく食べるのが本場流。甘い醤油風味がどこか懐かしい。
料理はすべて「刺身盛りコース」(¥21,800)より。
ディナー1人¥5,000、ランチ1人¥1,500ほど。
カジュアルにデートを楽しみたい日におススメ!
ごま油香る爽やかなピリ辛ソースがクセになる
『水産市場』:「刺身和え」(¥1,848)
現地では“フェムチム”と呼ばれる「刺身和え」(¥1,848)も人気。
白身の魚やツブ貝などを、ごま油やコチュジャン、お酢などを混ぜ合わせたタレに絡ませた、さっぱりとした逸品。
『水産市場』へのアクセス・行き方は?
東新宿駅(都営大江戸線・東京メトロ副都心線)B3出口から出て、目の前の横断歩道を渡ってから大久保2丁目交差点を右に曲がる。
大久保通り(都道433号)沿いをまっすぐ進んで、二つ目の角を右に曲がると右手に『水産市場』(新大久保/韓国料理)はある。
東新宿駅からは徒歩2分ほど、新大久保駅からは徒歩10分ほどでアクセス可能だ!
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