中目黒『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』。「デート焼き鳥」の急先鋒が、瀟洒な青葉台のビル上へ

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：木・竹・岩といった伝統的なマテリアルを多用しながらも、仕上がりはあくまでモダンな店内。抑えめなライティングも、ぐっと気分を高めてくれる

“焼き鳥激戦区”のひとつである中目黒。強豪がひしめくこの街に、ニューフェイス『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』（中目黒／焼き鳥・串焼き・鳥料理）が参入した。

恵比寿の人気店『鳥つた』の姉妹店。と聞けば、信頼度が俄然高まるというもの。

恵比寿とはガラッと趣を変えた空間はグレイッシュなトーンでまとめられており“ザ・焼き鳥店”といった雰囲気でないのがむしろ新鮮。

カウンターのほかに、ゆったりとしたテーブル席や周囲に気兼ねなく過ごせる個室も設えている。

安定感あるコースに時折入る独創的なひと品が、ちょうどいい刺激となる

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：「かしわ」

こちらで主役に据えたブランド鶏は、鹿児島産の「きさ輝地鶏」。

霧島の広大な自然の中で健やかに育った鶏は、豊かな旨みを湛えている。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：「つくね」

「つくね」は鶏と鴨のひき肉をブレンド。卵黄を絡めていただく。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：「きつね」

油揚げで鶏ひき肉と大葉を巻いた「きつね」は独創的な串。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：こちらも旨みに奥行きがある「きさ輝地鶏」を使った「たたき」。皮目をパリッと香ばしく焼き上げて

串もの以外にもさまざまな料理を楽しめるコースでは、この「きさ輝地鶏」のたたきも登場する。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：コース内の「お椀」

コース内でお椀が出てくるのもうれしい。この日はとうもろこしとじゅんさいだが、季節ごとに旬の食材を使っている。

料理はいずれもコース（￥7,700）の一例。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』：濃厚なコクがあると評判の深谷・田中農場の「宝玉卵」を使った「親子丼」は、オーダーする人が多い人気メニュー。コースに￥800で追加できる。単品では￥1,200

また、コース以外に焼き物のみの「お任せ６本」（￥3,300）や、焼き鳥店の枠にとらわれないアラカルトメニューがあるのも魅力的。

「中目黒で焼き鳥」は今や鉄板ながら、ここでならひと味違う夜が過ごせるはずだ。

『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』へのアクセス・行き方は？

中目黒駅（東京メトロ日比谷線・東急東横線）西口1から出て、山手通り（都道317号）を池尻大橋方面に向かってまっすぐ進む。

東山一丁目の信号を右に曲がって、すぐの角をまた右に入るとある「THE CITY NAKAMEGUROⅡ 」2階に『焼鳥 角レ（やきとり かくれ）』（中目黒／焼き鳥・串焼き・鳥料理）はある。中目黒駅から徒歩5分ほどでアクセス可能だ！

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