人形町『旬蕾(しゅんらい)』。“お酒はおまかせで”と委ねれば、饒舌な時間は永遠と続く
レストラン紹介

2024年06月26日

人形町『旬蕾(しゅんらい)』。“お酒はおまかせで”と委ねれば、饒舌な時間は永遠と続く

美味しい日本酒と料理を嗜みながら、こじんまりとした和食店のカウンターでまったり…大人のデートに欠かせないシチュエーションのひとつだ。

今回は人形町にある『旬蕾(しゅんらい)』(人形町/懐石・割烹)の魅力を紹介しよう。

この記事のポイント

『旬蕾(しゅんらい)』はこんなシーンにおすすめ!
今夜はしっとり和食デートを楽しみたい。
そんな日にぴったりの一軒。
グルメな女性も満足できること間違いなしだ!

控えめな杉玉を目当てに路地裏を行く余裕

『旬蕾(しゅんらい)』:すぐ近くには「末廣神社」があり、昔ながらの和情緒が残る街並みにも心が落ち着く。界隈には2軒目にちょうどいい店も多いので、女将にオススメを教えてもらうのもいいだろう

『旬蕾(しゅんらい)』:すぐ近くには「末廣神社」があり、昔ながらの和情緒が残る街並みにも心が落ち着く。界隈には2軒目にちょうどいい店も多いので、女将にオススメを教えてもらうのもいいだろう

和の情緒と下町風情が残る人形町。

粋な大人が集うこの街で、着物の若女将のおもてなしを受けながら、こだわりの日本酒を満喫する至福の時間が酒席を盛り上げる。

『旬蕾(しゅんらい)』:店は人形町駅から徒歩3分の路地裏にあり、路上から看板は見えないため、表の杉玉が目印となる

『旬蕾(しゅんらい)』:店は人形町駅から徒歩3分の路地裏にあり、路上から看板は見えないため、表の杉玉が目印となる

古い建物や老舗が残る人形町の路地裏に掲げられた杉玉。それが『旬蕾(しゅんらい)』(人形町/懐石・割烹)の目印だ。

ひそやかなアプローチに始まり暖簾をくぐると、着物姿の女将・中村照葉さんが笑顔で出迎えてくれる。

『旬蕾(しゅんらい)』:女将・中村照葉さん。福岡県出身。博多の日本酒バーを経て、渋谷の『umebachee!』で働くために上京。2020年1月『旬蕾』の女将に。時間を見つけては生産者の元へ足を運び、酒や料理の勉強に励む

『旬蕾(しゅんらい)』:女将・中村照葉さん。福岡県出身。博多の日本酒バーを経て、渋谷の『umebachee!』で働くために上京。2020年1月『旬蕾』の女将に。時間を見つけては生産者の元へ足を運び、酒や料理の勉強に励む

紺地の割烹着がモダンな着物姿の女将・中村さんとの会話も訪れる楽しみ。毎日16時から営業しており、早めの時間はゆったりしているそう。

外回りの帰り道、背徳感アリな早い時間から楽しめるのも嬉しい。

『旬蕾(しゅんらい)』の席タイプは?
カウンター8席の他に個室1(4席)も用意。
デートはもちろん、会食や接待での利用にもおススメ。

割烹着の女将が、料理に合う最適なお酒をセレクトしてくれる

『旬蕾(しゅんらい)』:カウンターのつり戸棚には日本酒専用の冷蔵庫を保管

『旬蕾(しゅんらい)』:カウンターのつり戸棚には日本酒専用の冷蔵庫を保管

棚に並ぶのは、既視感のないラベルや珍しい銘柄の一升瓶。

『旬蕾(しゅんらい)』(人形町/懐石・割烹)は、ひとひねりある日本酒の品ぞろえが評判の、渋谷にある十割蕎麦と酒の店『umebachee!』の姉妹店。と聞けば、酒好きの興味を引くセレクトにも納得かつ信頼が置ける。

日本酒の飲み頃に合わせて、冷やす温度や場所を変えているというこだわりよう。扱う酒は酒造りの土壌や環境に配慮した、昔ながらの自然な造り方のものをセレクトしている。

『旬蕾(しゅんらい)』:落ち着きのある、上品な白木のカウンターは、しっぽり飲みたい夜に最適。入口の反対側に4名まで利用できる個室もあり。唐津や京都の作家ものである、料理の器や酒器もセンスフル

『旬蕾(しゅんらい)』:落ち着きのある、上品な白木のカウンターは、しっぽり飲みたい夜に最適。入口の反対側に4名まで利用できる個室もあり。唐津や京都の作家ものである、料理の器や酒器もセンスフル

カウンター8席ほどと、こじんまり感も心地良く、女将と対話しながら料理やお酒を決めるのがこちらのスタイルだ。

ひとひねりある個性的なメニューが並ぶから、思わず長居してしまう

『旬蕾(しゅんらい)』:「旬野菜のお浸し」900円

『旬蕾(しゅんらい)』:「旬野菜のお浸し」900円

料理は和食を踏襲しながらも、焼売やチューリップ唐揚げ、アテ巻きなど、酒の杯が進む遊び心あるメニューが魅力。

味の良さはもちろん、安心できる素材選びにこだわり、妥協は一切なし。

能登半島「あんがとう農園」の無農薬野菜を使用した「旬野菜のお浸し」900円。

『旬蕾(しゅんらい)』:「三種のしゅうまい」(1,000円)

『旬蕾(しゅんらい)』:「三種のしゅうまい」(1,000円)

「三種のしゅうまい」(1,000円)は、成清海台のペースト、秋田のひろっこの酢漬け、糸島のミツル醤油のもろみ醤油の3つの味を楽しめる。

『旬蕾(しゅんらい)』:この日の刺身はヤイトガツオ 700円

『旬蕾(しゅんらい)』:この日の刺身はヤイトガツオ 700円

この日の刺身はヤイトガツオ 700円。

背は塩わさび、腹は漬けにして薬味と一緒に。魚は九州の鮮魚店から仕入れる。

『旬蕾(しゅんらい)』:「二種のチューリップ唐揚げ」800円

『旬蕾(しゅんらい)』:「二種のチューリップ唐揚げ」800円

水郷赤鶏の「二種のチューリップ唐揚げ」800円。

アテ巻きは常時6種!

『旬蕾(しゅんらい)』:「筋子巻き」1,500円

『旬蕾(しゅんらい)』:「筋子巻き」1,500円

柿酢を効かせたシャリが絶品な名物「アテ巻き」は全6種。

写真は「筋子巻き」1,500円。

『旬蕾(しゅんらい)』:左「薬味巻き」(1,000円)右「ナチュラルチーズ巻き」(1,000円)

『旬蕾(しゅんらい)』:左「薬味巻き」(1,000円)右「ナチュラルチーズ巻き」(1,000円)

「薬味巻き」「ナチュラルチーズ巻き」ともに1,000円。

『旬蕾(しゅんらい)』の予算はどのくらい?
1人¥7,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。

【“いつもの”と言いたいオススメの一杯】『旬蕾(しゅんらい)』でしか飲めない希少な限定酒も味わえる

『旬蕾(しゅんらい)』:兵庫の酒米生産者「田尻農園」の山田錦の等外米を使用した「義侠」は、『旬蕾』系列店のみでしか味わえない1本。しっかりとした米の旨みとキリッとした後味で、食中酒として最適。日本酒は1合 1,500円~

『旬蕾(しゅんらい)』:兵庫の酒米生産者「田尻農園」の山田錦の等外米を使用した「義侠」は、『旬蕾』系列店のみでしか味わえない1本。しっかりとした米の旨みとキリッとした後味で、食中酒として最適。日本酒は1合 1,500円~

中村さんの右腕である、お酒担当の松岡さんによる明快な解説も心地良く、好みのお酒に必ず出合えるはず。

『旬蕾(しゅんらい)』へのアクセス・行き方は?

人形町駅(都営浅草線、東京メトロ日比谷線)A3出口から出て、駅出口を背にして右手に進む。

2つ目の角を右に曲がって大門通り入り、直進。2つ目の交差点を左に曲がって少し歩くと右手にある日本橋人形町澤井ビル1階に『旬蕾(しゅんらい)』(人形町/懐石・割烹)はある。

人形町駅からは徒歩5分、水天宮前駅や浜町駅からも徒歩5分でアクセス可能だ!

『旬蕾(しゅんらい)』(人形町/懐石・割烹)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!

いかがでしたでしょうか。
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また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!

この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。