30年愛され続ける、街のイタリアン『トラットリア ラ バラッカ』!ふらりと立ち寄りたくなる都立大学の名店
レストラン紹介

2023年05月26日

30年愛され続ける、街のイタリアン『トラットリア ラ バラッカ』!ふらりと立ち寄りたくなる都立大学の名店

都立大学の住宅街に、世代を超えて支持され続けるトラットリアがある。

50種類を超えるメニューが住民の心を満たす『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』(都立大学/イタリアン)。アットホームな雰囲気に、オープン当初から愛される定番メニューなど、足を運びたくなる要素が満点だ。

この記事のポイント

こんなシーンにおすすめ!
カジュアルデートや
友人と気兼ねなく食事したい日におススメ!

ふらりと立ち寄って、幸せを持ち帰る。街を見守る30年選手

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:最奥のキッチンと薪窯からは、食欲をそそる香りがフロアへと流れ出す

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:最奥のキッチンと薪窯からは、食欲をそそる香りがフロアへと流れ出す

ナポリピッツァ、という存在を初めて知ったのはいつのことだったか。

思い出せないほど、今ではピッツァ=ナポリが当たり前となったが、『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』(都立大学/イタリアン)がオープンした1993年頃、30年前にはナポリピッツァはおろか、窯焼きで提供する店すら皆無だったという。

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:都立大学駅南口を出て、自由が丘へと続く道を歩くこと約5分。黄色い看板が目印

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:都立大学駅南口を出て、自由が丘へと続く道を歩くこと約5分。黄色い看板が目印

「前オーナーがイタリア人だったことが大きかったですね。当時店にいたピッツァ職人はナポリのピッツェリアの息子で、焼き方から何から、教えてくれました」と現オーナーシェフ・吉田貴男さん。

現在の薪窯は20年ほど前に新しくなった二代目だが、仕上がる味は今も変わらずだ。

店の8割が常連というだけあり、親子3代で訪れるゲストも多い。
「ずっと店を支えてくれてきた常連さんが気持ちよく帰れること。それをまず考えています」

席タイプは?
テーブル席のみ。
デートはもちろん女子会や友人との集まりにも最適。

いまでは定番の組み合わせのピザも、この店が発祥!

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:オープン当初から愛され続ける「ワインビーフのラグーボロネーゼソース 自家製フェットチーネ」

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:オープン当初から愛され続ける「ワインビーフのラグーボロネーゼソース 自家製フェットチーネ」

いつ訪れても“お目当て”が見つかるよう、定番はそのままに、旬の食材が並ぶ黒板メニューで季節をお知らせする。

三崎港から届く新鮮な魚介類や、惚れ込んだ農家のトマト、甲州ワインビーフなど、積み重ねてきた信頼があってこそ手に入る食材もまた、名脇役として店を支える。

通常の牛よりも味が濃厚な甲州ワインビーフを香味野菜で煮込んだボロネーゼ。パスタでは不動の人気メニュー。甘く仕上げることなく、力強い肉の旨みとトマトの酸味をストレートに生かした。

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:窯で仕上げるから食感も抜群「本日の鮮魚と野菜の窯焼き」

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:窯で仕上げるから食感も抜群「本日の鮮魚と野菜の窯焼き」

三崎港から入荷する朝どれの鮮魚を窯焼きでグリル。皮目はパリッと、身は遠赤外線効果でふっくら仕上がるのが特徴。この日は黒鯛をニンニクとオリーブオイルのソースで。

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:定番の組み合わせもここが発祥「生ハム・ルッコラ」

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:定番の組み合わせもここが発祥「生ハム・ルッコラ」

「生ハムとルッコラのピザは、うちが東京初だと思う」とは吉田シェフ。開店当初から並ぶ定番メニューだ。

予算はどのくらい?
1人¥5,500ほど。
誰かを誘って飲みたい日に訪れるのにもぴったり!

30年前から窯焼きにこだわり続ける

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:窯焼きにこだわり続ける

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:窯焼きにこだわり続ける

ブナとナラの薪を巧みに操り、火加減を調節するのはシェフの右腕、松永侑祐さん。

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:オーナーシェフ・吉田貴男さん(写真右)とシェフの右腕、松永侑祐さん(写真左)

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』:オーナーシェフ・吉田貴男さん(写真右)とシェフの右腕、松永侑祐さん(写真左)

ナポリピッツァというと、認定マークが広く知られるが、日本のナポリピッツァ協会が設立されたのは2006年。

それ以前から店を開く吉田シェフは、「うちは認定がなくても、お客さんはわかってくれている」と胸を張る。

2023年10月に30周年を迎えるが、気負いはない。これからも変わらず、驕ることなく、街と人に寄り添っていく。

『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』へのアクセス・行き方は?

東急東横線都立大学駅南口を出て、中根小通りをまっすぐ5分ほど進むと、
右手に『トラットリア ラ バラッカ(TRATTORIA LA BARACCA)』(都立大学/イタリアン)がある。
黄色い看板が目印。

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この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。