2024年05月03日
横浜関内にある『鮨 はま田』。酢と塩だけのシャリで、切れ味の良い鮨を愉しむ
今回はそんな『鮨 はま田』(関内/寿司(鮨))の魅力をお伝えしよう。
常連が醸す穏やかな空気感に、日本人が愛する鮨の原点を思い出す
『鮨 はま田』:以前、『次郎よこはま店』の名で店を構えていた『鮨 水谷』の水谷八郎さんが銀座に移転したあとを引き継ぐ形で2004年にオープン。5年前に改装した
飴色に輝く付け台の艶やかさが年月の流れを思わせる『鮨 はま田』(関内/寿司(鮨))。
関内にオープンして20年。ミシュランでも評価を受けた江戸前鮨の名店だ。
“青木”仕込みの仕事に、江戸前の粋が光る
『鮨 はま田』:親方の浜田 剛さん48歳。寡黙かつホスピタリティのある接客が持ち味
品書きは、つまみ5〜6品に握り13貫前後で2万5,000円のコース一本勝負。横浜ではやや高めの値付けだが、それも正統派の一貫を口にすれば納得がいく。
豊洲から仕入れる鮨ダネに妥協はなく、仕事も丁寧。
カウンター8席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
『鮨 はま田』:天草産の小肌。塩と酢で30分ほど〆て3日間寝かしている。やや大きめサイズが浜田親方の好み
脂のノリに合わせて加減する小肌の〆具合も絶妙なら、まぐろの目利きも確か。
『鮨 はま田』:大間産の天然本まぐろの赤身。仕入れは豊州の「結の花」から
脂に頼ることなく赤身の旨みで選んだそれは、しっとりとした身質とやや酸味を帯びたコクが本領。
『鮨 はま田』:粘り気がなく、ひと粒ひと粒がパラリと解ける食感が、浜田さんの目指す鮨飯の在り方。米は秋田小町とコシヒカリをブレンド。赤酢は米酢の香りを感じる横井醸造の「珠玉」を使用
砂糖は加えず赤酢と塩のみで仕上げたキリリと粒感のある鮨飯との相性も上々だ。
『鮨 はま田』:たまごを鞍掛けで握るのも江戸前の仕事の特徴。芝エビと三温糖のみで焼くそれは熟練の技がものを言う
厚焼きではなく、あえて薄焼きにしたたまご焼きなど正統派の江戸前鮨を標榜しつつ、独自の感性を加味した握りを堪能したい。
1人¥25,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
満たされた帰り道には……横浜公園の夜風にあたりしっぽりと
『鮨 はま田』:横浜スタジアム近辺で夜散歩もおすすめ!
横浜DeNAベイスターズの本拠地“ハマスタ”を囲む都会のオアシス。
園内には噴水や日本庭園、花壇もあって、試合のない日は、格好のデートスポットに。
『鮨 はま田』へのアクセス・行き方は?
関内駅(JR京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン)1番出口を出て、横浜スタジアム方面に向かってまっすぐ進む。
尾上町一丁目交差点を左に曲がって、ベイスターズ通りに入る。そのまままっすぐ進んだ左手にある新関内ビル1階に『鮨 はま田』(関内/寿司(鮨))はある。
『鮨 はま田』(関内/寿司(鮨))が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!
いかがでしたでしょうか。
このお店に「行ってみたい!」と思ったらブックマークボタンを押して行きたいお店リストに登録しておくと、簡単にお店の詳細ページにアクセスできて便利です。
また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!
- ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
大人の鮨デートにぴったりの一軒。
大切な人の記念日にも♡