2024年03月22日
数多の名店のDNAを宿した薪焼き和食『時限堂』が、みすじ通りにひっそりと現れた
今回はそんな『時限堂』(赤坂見附/和食・日本料理)の魅力をお伝えしよう。
表通りからは見えづらい、控え目に光るサインに期待が高まる
『時限堂』:赤坂見附の駅から徒歩2分という立地ながら、秘めやかな佇まい
『時限堂』(赤坂見附/和食・日本料理)は赤坂見附の駅から徒歩2分という立地ながら、秘めやかな佇まい。人気店が軒を連ねるビル1階に、「時限堂」の文字が光る。
大将の経験が昇華された逸品の数々に、日本料理の豊かさを知る
『時限堂』:薪火に藁を足して炙るように焼いた空芯菜。香りがのるよう油をまぶしてある。焼いたあと、氷水で急冷させてから提供する
「食事のひと時は出来うる限りお客様に喜んで頂きたいと思って」と想いを語るのは、焼き場に立つ飯塚淳至大将46歳。
老舗の和食店で基礎を固め、あの『鈴田式』で薪焼きの面白さに目覚めたベテランだ。
その後、神楽坂『紀茂登』、西麻布『蒼』で研鑽を重ね、素材の持ち味を活かすシンプルな料理に感銘を受けた飯塚さん。
『時限堂』:飯塚さんが黒毛和牛のハラミの熱源に選んだのは炭火
『時限堂』(赤坂見附/和食・日本料理)ではそれらを昇華させ、薪だけに拘らず、空芯菜は藁を加えて豪快に炙り、ハラミは炭火とウイスキー樽のチップで火を入れる等々、素材に合わせた熱源や薫香で変化をつけている。
『時限堂』:ハラミの飯蒸し
飯塚さんが黒毛和牛のハラミの熱源に選んだのは炭火。脂が多めの黒毛和牛には直線的に火が入る炭火が合うと思ってのことだとか。
ウイスキー樽を使い、甘い香りを加えている。
ハラミの飯蒸し。味付けは塩のみとシンプル。
『時限堂』:金目鯛のお椀。利尻昆布をふた晩水出ししたものを、60℃で60分火にかけ、火を止め鰹節を入れてとる出汁は『紀茂登』仕込み。「椀種の持ち味を活かすよう鰹節はほんの少量にしています」とは飯塚氏。料理はすべてコース(28,000円~)の一例。※料金、内容は予約日によって異なります
また、ふくよかな旨みの昆布だしのお椀や旬の情景を写し出した八寸など和食の基礎が光る一品がコースの合間に出されるのもここならでは。
〆は「ご飯のお供」とともに好きなだけ!
『時限堂』:薪焼きの大根飯
〆の食事は薪焼きの大根飯。薪火で炙った大根を混ぜている。
『時限堂』:トッピングのなめこ
これに、薪火にかざしたサーロインやなめこ、釜揚げしらすに醤油漬けの卵黄など具をトッピングし放題というのも嬉しい。
『時限堂』:トッピングの釜揚げしらすと醤油漬けの卵黄
薪料理との巧みな融合を楽しみたい。
『時限堂』:六角形の焼き台を取り囲むように設えた栃の木のカウンター
六角形の焼き台を取り囲むように設えた栃の木のカウンターが、檜とはまた異なる寛ぎ感を与えている。席数は8席のみ。
カウンター8席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
スマホが充電できるのも嬉しいポイント!
『時限堂』:漆の折敷の横にはスマホ置きが。充電も可能
漆の折敷の横にはスマホ置きが。なんと充電もできるようになっている。
1人¥40,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
『時限堂』:ディナーへの期待が高まるエントランス
ディナーへの期待が高まるエントランス。目抜き通り沿いだが奥まった場所にあり、しかも二重扉なため、静謐な空気が漂う。
『時限堂』へのアクセス・行き方は?
赤坂見附駅(東京メトロ丸の内線)A(赤坂3丁目方面)出口から出て、駅出口を背にして青山通りをまっすぐ進む。
2つ目の角を左に曲がり、赤坂みすじ通り少し歩くと左手にあるNo.R赤坂見附というビル1階に『時限堂』(赤坂見附/和食・日本料理)はある。
赤坂見附駅から徒歩1分というアクセスのしやすさも魅力だ。
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大切な人との記念日は特別な空間で♡
そんな願いを叶えてくれるのがこの一軒。