2024年03月12日
水天宮前『箱崎町すみと』ヨコハマの名店のイズムが、箱崎町の一角でひっそりと紡がれている
今回は『箱崎町すみと』(水天宮前/寿司(鮨))の魅力をお伝えしよう。
“鮨は素材第一”という『なか條』イズムを受け継ぐ
『箱崎町すみと』:ビルの1階にある行灯が目印!『箱崎町すみと』があるのは地下。スロープの下にも行灯の明かりがあって鮨店であることが分かる。元々、60席ある居酒屋だった場所ゆえ、店内はかなり広く、カウンターまでの優雅な廊下もある
日本橋・水天宮前の蛎殻町方面は“町寿司”もあって賑わいを見せるが、箱崎町は一転して落ち着いた風情がある。
「想像以上に静かな町でしたが、その分長く滞在するお客様が多いですね」と、『箱崎町すみと』(水天宮前/寿司(鮨))の店主の黒川清人さん。
『箱崎町すみと』:カウンター8席のみ。店内は天井の高さやイスの後ろのゆったりしたスペースがあり、開放感さえある
鮨ひと筋のキャリアを持ち『築地 寿司岩』、銀座『新太郎』を経て、直近は横浜・関内の『なか條』へ。「やま幸」の最高峰の素材が集まる鮨店として知られる名店だ。
「『なか條』では、“鮨は素材第一”と素材の良さを追求することを教わりました」と言う通り、同じく「やま幸」から素材を仕入れ、シンプルに引き算して素材を活かすことを信条としている。
カウンター8席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
美しく並べられたネタ箱も見もの
『箱崎町すみと』:厳選されたネタ箱の中には、名取の閖上(ゆりあげ)赤貝や春子などのネタが入荷することもある
極上のまぐろはもちろん、八幡浜の水蝦蛄(みずしゃこ)、ナガスクジラの尾の身など貴重な素材も入荷。
それらを、ほど良く赤酢が入って香り良くバランスのいいシャリとともに握る。
『箱崎町すみと』:愛媛・八幡浜の「水蝦蛄(みずしゃこ)」
愛媛・八幡浜の「水蝦蛄(みずしゃこ)」は、カニのような柔らかく旨みのある味。
ほんのり塩気があり、口にすると旨みがいっぱいに広がる。
『箱崎町すみと』:上質なまぐろの「赤身」
上質なまぐろの「赤身」は香りの良さと味の濃厚さに驚く。
硬くなってしまうため、漬けにはしない。
『箱崎町すみと』:「イクラ」
「イクラ」は『なか條』から受け継いだ秘密の手法で。皮のプチッとくる当たりがなく、液体が口にあふれる衝撃の食感。
すべておまかせコース(25,000円)より。
1人¥30,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
『箱崎町すみと』:オススメの日本酒は黒川さんの地元・神奈川の泉橋酒造の限定品。「いずみ橋 秋とんぼ 楽風舞 2022BY」1合 1,000円
都心の喧騒と隔離されたような空間で、時間にとらわれず楽しみたい。
『箱崎町すみと』へのアクセス・行き方は?
水天宮前駅(東京メトロ半蔵門線)2番出口から出て、水天宮通りを北東(隅田川方面)へ進む。
2つめの信号を右へ曲がり、すぐ一つ目の角を左折。
渡菊第三ビル地下1階に『箱崎町すみと』(水天宮前/寿司(鮨))はある。
水天宮前駅から徒歩3分ほどでアクセスできる。
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大人の鮨デートにぴったりの一軒。
大切な人の記念日にも♡