2023年04月07日
代々木上原が誇る、名店出身の一流店『天婦羅 喜わ』。ラグジュアリーで色気すら漂う天ぷらに感動!
天ぷらの名門「山の上」仕込みの確かな美味しさに、オーク材を贅沢に使った大人好みの上質な空間。すべてに意外性があり、驚きと喜びをひとしおに感じさせてくれる!
代々木上原で“天ぷら”というギャップに今夜の熱もアガる
『天婦羅 喜わ』:枯山水の庭と店先の盆栽。入り口から上質な和の雰囲気が漂い、期待感が高まる
洒落たビストロが立ち並ぶ“上原”にあって、注目の天ぷら専門店がここ『天婦羅 喜わ』(代々木上原/天ぷら)。食通らにも一目置かれる一軒だ。
店主の友利真一さんは、天ぷらの名門「山の上」の六本木店で研鑽を積んだ実力派と聞けばそれも納得。王道を極めつつも、独自の理論で新世代の天ぷらを追求している。
カウンターとテーブル席。
デートはもちろん、会食にも最適。
重厚感のある木の扉を開けると、上品な和の空間にパチパチと快音が響く
『天婦羅 喜わ』:大葉の天ぷらに生うにをのせ、キャビアをあしらった一品。キャビアの塩気が全体を引き締めている
例えばごま油。開店当初は修業先にならい太白ごま油を使っていたが、太香ごま油に変更。
曰く「ごまを軽く焙煎して絞った太香の方が生搾りの太白よりも油の立ち上がりが早く、そのぶん天ぷらの仕上がりが早い。油に力があるっていう感じですね」とのこと。
それゆえ、レアな食感が命のエビのように、高温で素早く揚げたい天ダネには最適という。
揚げたてのエビを口にすれば、より香ばしくコクを増した油の風味を纏い、エビの甘みや風味がより際立つ。
大葉の天ぷらに生うにとキャビアをのせた一品は、友利さんの遊び心が光る。
本来はレア気味に揚げるうにを、大葉の余熱だけで温めることで繊細な甘みを引き出している。そのうにも、日本酒で軽く締めてコーティングする手間のかけようだ。
『天婦羅 喜わ』:「エビのかき揚げ天丼」
〆の「エビのかき揚げ天丼」。特製のタレが食欲をそそる。
すべて15,000円の、なごみコースから。
1人¥20,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
『天婦羅 喜わ』:店主の友利真一さん
店主の友利真一さん38歳。鍋をふたつ用いる“山の上”の揚げ方に対し、鍋ひとつで勝負。
天ぷらには五味のうち酸味が乏しいからとポン酢を使うなど、挑戦を続ける。
オーク材を贅沢に使った広々とした店内は、都心とはひと味違う趣。
そんなサプライズなシチュエーションと極上の天ぷらに、ふたりの熱もアガること間違いなし!
『天婦羅 喜わ』へのアクセス・行き方は?
小田急小田原線・東京メトロ千代田線代々木上原駅東口を出て、駅を背にして右へ。
まっすぐ進んで「センチュリー21」の先を左へ曲がる。
少し進んだ先の右手に『天婦羅 喜わ』(代々木上原/天ぷら)がある。
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