赤坂『amorphous(アモルファス)』で北海道が生んだ気鋭のシェフの鬼才ぶりを体感!
レストラン紹介

2024年03月06日

赤坂『amorphous(アモルファス)』で北海道が生んだ気鋭のシェフの鬼才ぶりを体感!

東京が、世界にも誇る美食の街であるということは、いまや周知の事実。

円滑な流通技術をもってして、全国津々浦々に点在する素晴らしい食材が、常に最上の状態で集まってくる場所であるということ。

さらに、店が密集していることでその競争率が非常に高い街でもある。

そこで今回は札幌『beija Flor』を営んでいた佐藤幸大シェフが手掛けた赤坂『amorphous(アモルファス)』(赤坂/創作料理・イノベーティブ・フュージョン)を紹介しよう。

この記事のポイント

こんなシーンにおすすめ!
大切な人との記念日は特別な空間で♡
そんな願いを叶えてくれるのがこの一軒。

カテゴライズ不可、唯一無二の佐藤ワールド

『amorphous(アモルファス)』:角を引き、扉を開けて初めて、“形がない”を意味する店名『amorphous』のサインがお目見え。アートギャラリーのような動線に高揚感が加速する

『amorphous(アモルファス)』:角を引き、扉を開けて初めて、“形がない”を意味する店名『amorphous』のサインがお目見え。アートギャラリーのような動線に高揚感が加速する

「ワールドベストレストランでトップをとる」

そう強い眼差しで明言するのは、札幌『beija Flor』を営んでいた佐藤幸大シェフ。

『amorphous(アモルファス)』:みなぎる自信とほとばしる情熱ゆえ、「目指しているのは、食べた人の心を揺さぶる、作品のような料理。だから『なんとなく美味しかった』と言われることが、一番嫌です」と佐藤さん

『amorphous(アモルファス)』:みなぎる自信とほとばしる情熱ゆえ、「目指しているのは、食べた人の心を揺さぶる、作品のような料理。だから『なんとなく美味しかった』と言われることが、一番嫌です」と佐藤さん

枠にハメられることを拒絶し、自身の料理をカテゴライズされることも嫌う姿は、まるで孤高のアーティストのようだ。実際、『amorphous(アモルファス)』(赤坂/創作料理・イノベーティブ・フュージョン)で供される皿はすべて、一期一会。

「今日の気分、今日のテンションで次々と変わるので、メニュー名なんて意味ないんです」と、一夜のクリエーションに全神経を注ぐ。

前菜からデザートまで、独創性とストーリー性に満ちた皿の数々には、社会的な問題提起が込められていることも少なくない。

席タイプは?
カウンター6席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!

妖艶なフォアグラのスペシャリテが示すのは、たゆまぬ進化と現在の到達地

『amorphous(アモルファス)』:シェフのスペシャリテとして名高い「フォアグラ “治療”」。「健康的ではない、とたたかれがちな食材だからこそ、カカオニブやビーツを合わせて“あえて”ヘルシーに」と皮肉を込めた。料理は「Omakase」コース(22,000円)のみ

『amorphous(アモルファス)』:シェフのスペシャリテとして名高い「フォアグラ “治療”」。「健康的ではない、とたたかれがちな食材だからこそ、カカオニブやビーツを合わせて“あえて”ヘルシーに」と皮肉を込めた。料理は「Omakase」コース(22,000円)のみ

例えば“治療”とシェフがうたうフォアグラもそう。酸化してしまうのを免れない食材も、アルカリ性水溶液に浸すことで健全な状態に“治療”し、本来の味わいを引き出す。

質の高い食材がベストな状態で届く物流があるのも、東京進出を決めた大きな理由だと話す。

「鯨やフォアグラなど、その地に根付いてきた食文化を現代人の価値観で断じるのは違うと僕は思う」と佐藤さん。

存在感を放つ皿の数々に、雄大な北海道の地で培われたシェフの食への探求心が宿る

『amorphous(アモルファス)』:蝦夷鹿

『amorphous(アモルファス)』:蝦夷鹿

蝦夷鹿はシェフの仕入れのこだわりが光る。

人口がたった4名という北海道・ニニウで捕獲され、ハンターが瞬時にさばいた新鮮な肉は、店で1ヶ月にわたりドライエイジングをかけている。

芸術のような盛り付けで完成する、新しき料理との出合いに笑みがこぼれる

『amorphous(アモルファス)』:シマアジと菊の花のマリネを米粉のクレープで巻いたひと皿

『amorphous(アモルファス)』:シマアジと菊の花のマリネを米粉のクレープで巻いたひと皿

シマアジと菊の花のマリネを米粉のクレープで巻いたひと皿。

予算はどのくらい?
1人¥25,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。

『amorphous(アモルファス)』:凛とした空気感に生命力をたたえた蝦夷鹿の角が異彩を放つ店の入り口

『amorphous(アモルファス)』:凛とした空気感に生命力をたたえた蝦夷鹿の角が異彩を放つ店の入り口

札幌から赤坂、そして世界へと羽ばたく日はそう遠くない。

『amorphous(アモルファス)』へのアクセス・行き方は?

赤坂駅(東京メトロ千代田線)2番出口から出て、赤坂通りを北東(日枝神社)方面に向かって進む。

「吉野家 赤坂三丁目店」の手前で横断歩道を渡りながら左に曲がってすぐのビル3階に『amorphous(アモルファス)』(赤坂/創作料理・イノベーティブ・フュージョン)はある。

赤坂駅からは徒歩1分ほど、赤坂見附駅(東京メトロ銀座線)や溜池山王駅(東京メトロ銀座線)からも徒歩5分ほどでアクセス可能!

『amorphous(アモルファス)』(赤坂/創作料理・イノベーティブ・フュージョン)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!

いかがでしたでしょうか。
このお店に「行ってみたい!」と思ったらブックマークボタンを押して行きたいお店リストに登録しておくと、簡単にお店の詳細ページにアクセスできて便利です。
また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!

この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。