2024年02月26日
西麻布『白寧(はくねい)』。名店跡地に静かに居を構える最新のフレンチは高揚が止まらない
今回は西麻布の『白寧(はくねい)』(広尾/フレンチ(フランス料理))の魅力をお伝えしよう。
西麻布の裏路地から地下へと潜る動線の先で、洗練のカウンターが出迎える
『白寧(はくねい)』:無垢の一枚板のカウンターに、ロイヤル コペンハーゲンの器がおしぼり置きとして並ぶ
シンプルながら曲線のデザインや光の入り方が艶やかな店内。そんな『白寧(はくねい)』(広尾/フレンチ(フランス料理))のカウンターで腕を振るうのは、26歳の若きシェフ・林 大さんだ。
『フロリレージュ』や『マルゴット・エ・バッチャーレ』で研鑽を積んだ林さんは、そのセンスを買われて新店のシェフに抜擢された。
『白寧』という店名は、「純粋な気持ちで丁寧に料理を作る」という林さんの心意気の表れ。
料理を口にすれば、いかに彼が食材に真摯に向き合い、その魅力を理解しているかが分かるので店名が腑に落ちる。
カウンター8席。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
今宵の期待値を高めゆく研ぎ澄まされたフレンチと、繊細な黄金色の泡
『白寧(はくねい)』:「蝦夷鹿肉のロースト」
例えば蝦夷鹿のひと皿。
フレンチでは鹿肉の出汁にこしょうと赤ワインを使ったソースが鉄板だが、彼が添えたのは鰹だしと梅干しのソース。蝦夷鹿に感じた綺麗な香りと血液の美味しさを活かしたかったからだ。
鹿の鉄分の旨みを引き立てるため、鰹の藁焼きのように燻している点も注目。そこに鰹だしが繋がり、実山椒が粋なアクセントになる。
その料理には紫蘇のニュアンスのあるブルゴーニュのピノ・ノワールがよく合い、梅干しを加えた理由もワインとの算段。
日頃から有名店を食べ歩くという彼のインプット・アウトプット力の高さに驚くばかりだ。
中華のエッセンスが見事に融合したひと皿に、食べなれた人ほど驚く
『白寧(はくねい)』:「金目鯛とマッシュルームにラルドを巻いた春巻き」
「金目鯛とマッシュルームにラルドを巻いた春巻き」。マッシュルームパウダーもかかり、まずはそのままで、ふた口目はオマールのソースをかけて。
ともにコース(27,500円)より。
1人¥30,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
洗練の隠れ家フレンチはデート利用に抜かりなし
『白寧(はくねい)』:レストランが入っているかも分からない外観。外からまったく様子が窺えないことが期待感を高める
洗練された料理とともに、大切な人を隣に感じながら語らえば、その夜は忘れられないものになるだろう。
『白寧(はくねい)』(広尾/フレンチ(フランス料理))へのアクセス・行き方は?
広尾駅(東京メトロ日比谷線)4番出口を出て、北(西麻布方面)へまっすぐ進む。
鉄砲坂交差点を左に曲がり、つきたりを右折してまっすぐ進み、二つ目の角を左へ曲がって御太刀坂に入る。
御太刀坂を少し歩いた左手の建物の地下1階に『白寧(はくねい)』(広尾/フレンチ(フランス料理))はある。
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- ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
大切な人との記念日は特別な空間で♡
そんな願いを叶えてくれるのがこの一軒。