2024年02月19日
『Fry家(フライヤ)』高田馬場の“なりくら”跡地に降臨した、コースとんかつの新星の軽快さたるや!
今回はそんな『Fry家(フライヤ)』(高田馬場/とんかつ・かつ丼・揚げ物)の魅力をお伝えしよう。
コースで提供する新しい形のフライ専門店
『Fry家(フライヤ)』:店は外観からして一新。白を基調とした、カフェのような洒落た雰囲気だ。2,500円のショートコースは単品を組み合わせてプリフィックスコースにも!
パン粉に包まれ間接的に熱が伝わるフライは、食材にストレスを与えることなく火が入り、風味を逃さないという利点がある。
そんなフライの美味しさを突きつめた一軒が、あの『とんかつ なりくら』の跡地にオープンした。その名も『Fry家(フライヤ)』(高田馬場/とんかつ・かつ丼・揚げ物)。
店名通り、ここではフライが主役。とんかつだけでなく旬の魚介や野菜のフライをコースで提供する新しい形のフライ専門店だ。
『Fry家(フライヤ)』:厨房は、和食出身のベテラン西山料理長(写真)とブルックリンの和食店で料理長を務めた熊谷道弘さんの2人体制。盤石の布陣で至高のフライを提供すべく奮戦
『Fry家(フライヤ)』(高田馬場/とんかつ・かつ丼・揚げ物)の仕掛け人は、伝説の名料理人・斎藤元志郎シェフ。
その信頼を得て厨房に立つはミシュランの星付き和食店で腕を振るった西山道泰料理長だ。
カウンター6席とテーブル10席。
デートはもちろん、会食での利用にもおススメ。
感動するほどに軽い揚げ物を、少量多皿で食べつくす幸福感
『Fry家(フライヤ)』:「極みのささみフライ」
コースではシキンボなど3種のとんかつの他、魚介と野菜を含め全10品のフライが登場。
140℃の低温で揚げながらも衣はサクサク。具はしっとりと、素材本来の風味を存分に楽しませてくれる。
スペシャリテの「極みのささみフライ」。
肉厚のささみのふわっとした食感は、140℃の低温で2分半静かに揚げた後、余熱で火を通していればこそ。
『Fry家(フライヤ)』:「一口サイズのヒレカツ」
「一口サイズのヒレカツ」。文字通り一口で頬張れば、肉汁溢れる旨みがたまらない。
『Fry家(フライヤ)』:「シキンボ」
「シキンボ」。
外腿肉の内側の部分で、豚一頭から数百gしか取れない稀少部位。旨みが強くジューシー。
『Fry家(フライヤ)』:「アジフライドッグ」
「アジフライドッグ」のアジフライと特注のパンの繋ぎ役はアイオリソースと非加熱のトキハソース。
『Fry家(フライヤ)』:「さつまいもの素揚げ」
「さつまいもの素揚げ」は丸ごと一本を約30分じっくりと揚げる。品種はシルクスイート。
『Fry家(フライヤ)』:「穴子カツ」
対馬産の大ぶりな穴子を使用した「穴子カツ」。
サクッ、ふわっのテクスチャーが後を引く。魚介は細かめ、肉は粗めのパン粉を用いている。
『Fry家(フライヤ)』:国産豚肉を2週間以上熟成させてから揚げる「ロースカツ」は王道の美味しさ。すべて「Aコース」(8,000円)より。コースには他にお浸しや出汁巻卵、〆のカレーか冷麺も付く
聞けば、肉は菜種油とラード、魚と野菜は太白胡麻油と揚げ油も変える拘りぶり。パン粉も然り。
こうした仔細な配慮が食後感の軽さと美味を生み出している。
1人¥10,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
破格すぎるボトルワインをお供に!
『Fry家(フライヤ)』:ソムリエも在籍し、ボトルワインが破格
ソムリエも在籍し、ボトルワインが破格。
3千円台から用意し、ブルゴーニュワインや稀少なものから古酒など豊富にそろえる。
『Fry家(フライヤ)』へのアクセス・行き方は?
高田馬場駅(JR山手線)戸山口から出て、東(戸山公園方面)へ進む。
一つ目の角を右に曲がり、またすぐを右折すると右手に『Fry家(フライヤ)』(高田馬場/とんかつ・かつ丼・揚げ物)はある。
とんかつの名店「なりくら」の跡地で、高田馬場駅から徒歩3分ほどという立地もグルメ好きの興味をそそる!
『Fry家(フライヤ)』(高田馬場/とんかつ・かつ丼・揚げ物)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!
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