2023年12月07日
ナチュールが主役の隠れ家『tTure(ティチュール)』で、経験値の違いを見せつける
高級住宅街に囲まれたこの街は、駅前の喧騒ゾーンを越えると実は静かで、お洒落で、ハイレベルな店が点在する。
トレンドに敏感な後輩とのPJ(プロジェクト)打ち上げなら『tTure(ティチュール)』(恵比寿/イタリアン(イタリア料理))がおすすめだ!
『tTure(ティチュール)』:駅前の喧騒を背に歩くこと約5分。表の黒板とガラス張りのドアが目印。ウォークインで入ってくる人はほぼいない立地だけに、“知る人ぞ知る感”も満載
恵比寿での店選びで意外と頭を悩ませるのが、“感度の高い後輩”とのサシ飲み時。相手が情報収集に余念がなく、ワイン好きであればなおさらだ。
先輩として一目置かれたいという心理も働くゆえ、セレクトのハードルはより上がる。
だが、そんな葛藤を鮮やかに払拭してくれる店が“五差路向こう”にはある。
『tTure(ティチュール)』:カウンターの濃淡あるグレーとテーブルのウッディなニュアンスが心地いい空間。集う客層も30~40代が中心で、カジュアルながら大人の空気感が漂う
オーナーソムリエの大内 豪さんのイニシャルtとナチュールを組み合わせた『tTure(ティチュール)』(恵比寿/イタリアン(イタリア料理))は、その名が示すとおり、ワインを主とした店。
落とされた照明が心地良く、ビストロというよりはワインバーのような雰囲気で、ゆっくり会話をするのにちょうどいい。
カウンターとテーブル席。
デートはもちろん、会食での利用にもおススメ。
旬の食材に身を委ねれば、「さすがですね」の視線がついてくる
『tTure(ティチュール)』:前菜は“おまかせ”を頼んで度肝を抜く
料理はアラカルトのみで、“ワインに合うひと皿”が並ぶ。
『tTure(ティチュール)』:歓声必至の艶やかなカルパッチョ
スターターとしてオーダーしたい「おまかせ盛り合わせ」2人前 2,200円。
ドライトマトの戻し汁を使った茄子の洋風煮浸しなど、ユニークな一品も。
『tTure(ティチュール)』:「仔羊の白ワイン煮込み」。ラム肉のチョイスで一目置かれる
「鮮魚のカルパッチョ」1,600円~。
この日の魚は金目鯛。ラビゴットソースの甘酸っぱさが白ワインとよく合う。
『tTure(ティチュール)』:「サルシッチャとカブのタリアッテレ」。定番のパスタは変化球が正解
肉の力強い味わいを引き出した「仔羊の白ワイン煮込み」3,500円。
サルシッチャの歯応えとカブの食感の妙を楽しむ「サルシッチャとカブのタリアッテレ」1,800円。
いずれも季節ごとにメニューが変わるので、その時々のオススメを選ぶのが正解。
『tTure(ティチュール)』:ガラス張りのセラーには、100本以上がずらり。選ぶ際は味わいや値段が表記された“ガイドタグ”を参考に
グラスワインと楽しむのもいいが、せっかくなら奥のセラーから好みの一本を見つけたい。
ゲストが自由に選んでいい、というスタイルだけに、ワインに詳しければ程良く“先輩風”を吹かせられるし、詳しくなくてもリストと葛藤して気負う心配は無用。
先輩にとっての“心地いい”を、いい塩梅で叶えてくれる。
― Dishes we ordered ―
□おまかせ盛り合わせ 2,200円
□鮮魚のカルパッチョ 1,800円
□仔羊の白ワイン煮込み 3,500円
□サルシッチャとカブのタリアテッレ 1,800円
□苺のセミフレッド 500円
□自家製プリン 500円
□ボトルワイン 8,200円
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[total] 18,500円
『tTure(ティチュール)』へのアクセス・行き方は?
JR恵比寿駅西口改札を出て改札を背にして左へ。
恵比寿駅前交差点の横断歩道を反対車線に渡って、しばらくまっすぐ進む。
恵比寿西一丁目の五差路を超えて、少し歩いた左手に『tTure(ティチュール)』(恵比寿/イタリアン(イタリア料理))はある。
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- ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
「とっておきの隠れ家に連れて行って……」
そんなリクエストがあったら予約しておきたい一軒。
恋人から歓喜の一言を引き出せるはず。