2023年10月09日
青山デートにおすすめの人気店『鳴神』。和の風情漂うカウンターで味わう、しっぽりフレンチジャポネーゼ
今回は外苑西通り近くの奥まったビルの中に潜む人気店『鳴神(NARUKAMI)』(外苑前/フレンチ)を紹介しよう!
淑やかなムードに迎え入れられる、堅苦しさとは無縁の心和むひととき
『鳴神(NARUKAMI)』:写真の杜若(かきつばた)など、季節の花をあしらった暖簾に漢字表記の木製看板。モダンなビルの1階に落ち着いた佇まいが忽然と現れる
外苑西通りから近いが、奥まったビルの中に潜む『鳴神(NARUKAMI)』(外苑前/フレンチ)は今年で20周年。王道を歩んできたフレンチのシェフが、長いキャリアの中で追求したのは独自性だ。
まるで和食店のような空間では、和仏折衷なコースとともに粋な夜が約束される。
入口の暖簾からもうフレンチとは思えない空気感。客席はカウンターのみで、木目の美しい折敷が整然と並べられている。
フランスの名店『トロワグロ』などで腕を磨いた鳴神正量さんが、銀座で独立を果たしたのは2003年。
『鳴神(NARUKAMI)』:コックコートではなく、自らデザインした調理白衣を着用。上下が一体化したオールインワンで、前掛けなど、随所に和の要素が光る
当初からジャンルにとらわれず、イノベーティブな料理を作ってきたが、西麻布、南青山と移転&リニューアルを繰り返すうちにたどり着いたスタイルが「“フレンチジャポネーゼ”だった」という。
カウンターのみ。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
『鳴神(NARUKAMI)』:折敷は由緒正しい料亭も贔屓にする、京都の工房『越山』が手作業で仕上げたもの。カトラリーの代わりに箸が置かれ、まさに和の趣
日仏の垣根を超えて繰り出される自在な皿の数々にシェフの感性が宿る
『鳴神(NARUKAMI)』:和食で王道の取り合わせをアレンジした「鱧と松茸 ジュンサイのスープ」。最後に卵を流し入れ、かき玉スープのニュアンスも加えた
当意即妙に調理する割烹のライブ感を理想とし、和食をリスペクトするフランス人の感覚で国産食材を駆使し、唯一無二の料理を創造している。
ハモが入れば松茸と合わせ、フュメドポワソンで炊いて吉野くずでとろみをつける。
タコの桜煮を仕込んだらラタトゥイユのペーストと合わせる。
その発想力は天才的だが、食べれば誰もが納得する一体感がある。
『鳴神(NARUKAMI)』:「アナゴとアオリイカ、ウイキョウとレモンのコンフィソース」
「アナゴとアオリイカ、ウイキョウとレモンのコンフィソース」。
昆布だしで穴子の煮凝りを作り、炙ったイカとハーブが香るコンフィチュールの上に盛り付けた。
『鳴神(NARUKAMI)』:「サワラの炊き込みご飯」
〆は土鍋ご飯が定番で、この日は「サワラの炊き込みご飯」。
料理はすべてコース(18,700円)より。
1人¥20,000ほど。
大人の夜に最適の一軒。
20時以降はアラカルトのオーダーも可能に!
『鳴神(NARUKAMI)』:6月から遅い時間帯は「ウニのムース」(1,430円)などの小料理も展開。フルートグラスに注ぐ華やかな日本酒も多い。グラス 1,100円~
着地点はフレンチだが、不思議と懐かしさを覚えて落ち着く。
和の風情とも相まって、ふたりでしっぽりと過ごせること必至なのだ。
『鳴神(NARUKAMI)』のアクセス・行き方は?
東京メトロ外苑前駅1b出口から出て、北に進んですぐの角を右へ曲がる。
そのまま道なりにまっすぐ進み、外苑西通りを目指す。
外苑西通りの横断歩道を渡り、二つ目の角を曲がった左手に『鳴神(NARUKAMI)』(外苑前/フレンチ)はある。
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