2023年10月06日
伝説の蕎麦店『仁行(にぎょう)』が、“どうみても下町の民家”の中で復活!
浅草の美食エリア観音裏に人知れず店を構えた。
今回は2023年6月に復活した伝説の蕎麦店『仁行(にぎょう)』(浅草/和食)を紹介しよう!
昭和の下町のような雰囲気に溶け込む一軒家
『仁行(にぎょう)』:夕方にもなれば子どもが自転車で行き交う、昭和の下町のような雰囲気に溶け込む一軒家。「おばあちゃんち」的ノスタルジーが漂う
流浪の名蕎麦職人・石井 仁氏。この蕎麦ツウ垂涎のレジェンドが、7年半ぶりに帰京。浅草の美食エリア観音裏に人知れず店を構えた。
「仁行」と書かれた看板がなければ、よもや店舗とは気づかない昭和の民家。
ここが、東銀座『古拙』、日本橋『仁行』とミシュランの星を獲り続けてきた石井氏の新境地だ。
『仁行(にぎょう)』:神田で『いし井』を開いてから30年余り。その間、店を移すこと7回。現在はワンオペで店を仕切る石井氏
カウンターとテーブル席。
デートはもちろん、会食での利用にもおススメ。
『仁行(にぎょう)』:カウンター2席とテーブル一卓の小ぢんまりとして家庭的な店内
扉を開け、靴を脱いで入れば、そこは生活感溢れる1DK。
通称“水腰蕎麦”と呼ばれる十割蕎麦は一級品!
『仁行(にぎょう)』:すべて8,800円の蕎麦懐石コースから。〆の「もり蕎麦」。蕎麦は群馬赤城産と千葉成田産のブレンド。幅1mm程度の蕎麦は、通称“水腰蕎麦”と呼ばれている
台所と称した方が相応しい厨房ながら、蕎麦は一級。
素麺の如き細さのたおやかな十割蕎麦を一箸手繰れば、喉元を軽やかに過ぎていく。
それも、加水率65%(通常は40~50%)で打つ独自のスタイルなればこそ。喉越しの良さを追求したが故の結果なのだ。
加えて特筆すべきは出汁への拘り。もりにおろし、冷かけ等々品目によって出汁やかえしの配合を変える手間のかけようだ。
1人¥10,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
『仁行(にぎょう)』:「蕎麦寿司」
メニューはお任せの蕎麦コースのみ。様々な蕎麦へのアプローチを楽しめる。
「蕎麦寿司」。
卵焼きときゅうり、干瓢、穴子を巻いてある。口にした瞬間、はらりと解ける蕎麦が美味。自家製のわさびマヨネーズが隠し味だ。
『仁行(にぎょう)』:「巣籠り蕎麦」
「巣籠り蕎麦」。
揚げた蕎麦に、イカや芝エビ入りの餡をかけたもの。鰹と昆布の香る出汁にもりのかえしで調味した餡は上品な味わいだ。
『仁行(にぎょう)』へのアクセス・行き方は?
つくばエクスプレス浅草駅A出口を出て、国際通りを北にまっすぐ進む。
横断歩道を渡ってから言問通りを右折。三つ目の角を左折。
しばらくまっすぐ進み「Cafe and Bar Ankur」の角を右に曲がると、左手に『仁行(にぎょう)』(浅草/和食)はある。
東京メトロ浅草駅からは徒歩13分ほど。タクシーを利用するのもおすすめ。
『仁行(にぎょう)』(浅草/和食)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!
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