2023年09月29日
江戸前の粋を極めた握りが楽しめる『すし 田いら』。元麻布にある人気の隠れ家鮨店
表に看板は無し、以前は住所も非公開だったという、まさに究極の隠れ家鮨となっている。
温かく穏やかな空気が流れる店内で、本格江戸前鮨を堪能しよう!
マンションの一室に潜む、秘められた鮨店で過ごす優越
『すし 田いら』(六本木/鮨):隠れ家感ある入り口
『すし 田いら』(六本木/鮨)は表に看板はなく、かつては住所も非公開。建物の奥まで行かないと入口もわからない究極の隠れ家となっている。
お店の場所はマンションの1階だが、路面ではなく、奥まったところにある。オートロックで部屋番号を押し、中に入るとその突き当たりにお店が。この隠れ家感がまたいい。
その理由について、「僕自身が何もしなくても目立ってしまうので」とはにかむ店主の平 公一さん。
『すし 田いら』(六本木/鮨):店主の平 公一さん
学生相撲出身の立派な体格で、名店『海味』で大将も務めた。
そんな経緯もあり、独立時はひっそりと丁寧な仕事ができる場所を探し、元麻布3丁目に店を構えた。
「扉を開けないとわからない穴蔵のような建物がよかったですね」
『すし 田いら』(六本木/鮨):内観
檜のL字カウンターはゆったりしており、落ち着ける空間。壁にはその日出されるネタの木札もかかる。信楽焼の蒸し器、スペインレンガのコースターなど調度品も目を引く。
店には、江戸前の粋を極めた握りや、繊細な彩りの一品を目当てに『海味』時代からのゲストや近くに住む夫婦グループなどが集まる。
カウンターのみ。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
『すし 田いら』(六本木/鮨):「じゅんさいとウニのトマトジュレがけ」
一品目に登場する「じゅんさいとウニのトマトジュレがけ」。
トマトの爽やかさとゆずの風味が調和する、夏らしい涼しげな一品。
『すし 田いら』(六本木/鮨):コハダ
コースの始まりは「コハダ」。
「手間をかけた分、ネタを育てる感覚があります」との言葉どおり、締めてから5日以上寝かせたコハダが半身ずつ綱のように美しく握られている。
『すし 田いら』(六本木/鮨):旬の脂が乗った「穴子」はふっくらとほどける美味しさにタレが絡む。すべて「おまかせコース」(42,000円/2月~6月は36,000円)より
カウンターには樹齢300年以上の檜の一枚板を使うなど見事な設えが整えられているが、平さんの人柄もあり、店内は終始、穏やかな雰囲気。
訪れて、ぜひその温かさを感じて欲しい。
1人¥42,000ほど。(2月~6月は36,000円ほど)
大人の夜に最適の一軒。
『すし 田いら』へのアクセス・行き方は?
六本木駅を下車後、六本木ヒルズを通ってテレビ朝日通りに出る。
テレビ朝日通りを広尾方面に直進し、麻布消防署の角を左折し直進すると左側に『すし 田いら』(六本木/鮨)はある。
『すし 田いら』(六本木/鮨)が気になったら、行きたいお店リストに登録しよう!
いかがでしたでしょうか。このお店に「行ってみたい!」と思ったらブックマークボタンを押して行きたいお店リストに登録しておくと、簡単にお店の詳細ページにアクセスできて便利です。
また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!
- ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
大人の鮨デートにぴったりの一軒。
大切な人の記念日にも♡