1.三ツ星出身オーナーの店で、深夜のフレンチを嗜む背徳感 『CUVÉE(キュヴェ)』Close 28:30
『CUVÉE(キュヴェ)』:深夜の薄暗い裏通りに浮かぶ、ガラス戸から漏れる温かな灯りが目印。店内でしっとりとワインを楽しむ大人たちの空気を感じ、思わず足を止めて扉を開ける一見客の姿も
深夜になるとパタリと人通りがなくなる、商店街の路地裏。
辺りの静けさとは裏腹に、夜が深くなるほど盛り上がりを増すのが『CUVÉE(キュヴェ)』(麻布十番/ワインバー)のカウンターだ。
『CUVÉE(キュヴェ)』:古民家の梁や柱が残る空間にデザインされた、無機質なカウンターが洗練された雰囲気。隣客との会話も生まれる和やかさにワインの杯が進む
古民家を改築した一軒家は、日中は和菓子店、夜はフレンチレストランに変身。
物件のオーナーが建築家で、こだわりが随所にちりばめられた空間で、フレンチを楽しめる。
『CUVÉE(キュヴェ)』:「フランス産マグレ鴨のローストと季節の野菜」3,500円
香り高い赤ワインソースでいただく「フランス産マグレ鴨のローストと季節の野菜」3,500円。
『CUVÉE(キュヴェ)』:「チョコレートのテリーヌ」1,000円。カカオ85%のビターさが、ワインとも好相性
“ラストオーダーがない”ため、2軒目のバーを経てトドメの一杯を楽しもうと訪れる客や、深夜にフレンチのフルコースをなんてわがままにも対応する。
ワインはあえてリストは置かず、王道からハイレンジまで幅広くラインナップし、客の好みの味や価格に合わせて提案。
『CUVÉE(キュヴェ)』:グラスワインは多い日には10種抜栓。1,600円~、ボトル 10,000円~
『レフェルヴェソンス』出身でオーナー兼サービスの大貝隼也さんの信頼のおけるセレクトが、深夜でも妥協しない本物志向のワイン好きを喜ばせる。
美食と美酒に溺れていたら、すっかり朝に。そんな大人たちが絶えない。
2.洗練の和食と和酒の旨さは、夜が更けゆくほど深みに嵌る 『麻布十番居酒屋 あさごや』Close 28:00
『麻布十番居酒屋 あさごや』:さながら割烹料理店の上品なムードの店内
いい和食店ほど早く閉まることが多いから、夜中に新鮮な刺身や日本の銘酒を嗜むことができるのは至極贅沢だ。そんな大人好みの晩酌を、朝4時まで堪能できるのが『麻布十番居酒屋 あさごや』(麻布十番/居酒屋)だ。
暖簾をくぐると、着物姿の女将に出迎えられ、さながら割烹料理店の上品なムード。
メニューを開けば、青森の漁師から直送される鮮魚を使った魚料理をはじめとする和の一品が充実し、フカヒレを使ったおこげやラーメンまでもがそろう!
『麻布十番居酒屋 あさごや』:「刺盛り」1人前 2,400円(注文は2人前~)
青森大間漁港から直送される、鮮魚の「刺盛り」1人前 2,400円(注文は2人前~)は、マストで頼みたい自慢の逸品。
青森産の本まぐろの中トロと赤身、真鯛など、その日のオススメネタを6点盛りで。
『麻布十番居酒屋 あさごや』:名物料理「フカヒレおこげ」3,380円。高級フカヒレたっぷりの贅沢な餡は絶品
実は『麻布十番居酒屋 あさごや』(麻布十番/居酒屋)は、銀座にあるすっぽんとフカヒレ料理の高級割烹『銀座 まる市』がメニューを監修。
高級食材を使った料理をリーズナブルに提供し、舌の肥えた地元の食通たちを魅了している。
酒は日本酒や焼酎が充実し、和の趣のカウンターや座敷でしっぽりと美味に浸れる。
『麻布十番居酒屋 あさごや』:青森直送の銘柄をはじめ、定番の「獺祭」や京都の「蒼空」など選りすぐりの日本酒が充実
シャンパンや「ケンゾー エステイト」など麻布十番らしいお酒も楽しめる。
この漆黒カウンターに身を委ねれば、空が白み始めるまで、思わず時を忘れてしまうはず。
3.夜中に理性を手放すのなら、看板のないイタリアンがいい 『Ubriacare(ウブリアカーレ)』Close 26:00
『Ubriacare(ウブリアカーレ)』:飲食店が入っているとは思えないような小狭いビルの入り口を抜け、エレベーターで2階に上がる密やかなアプローチ。この隠れ家感が深夜のワクワクを掻き立てる
終電を過ぎるとすっかり静けさが広がる網代公園のあたり。
公園向かいの小さな雑居ビルに、今年1月、ひっそりとカウンターイタリアン『Ubriacare(ウブリアカーレ)』(麻布十番/イタリアン)が誕生した。
『Ubriacare(ウブリアカーレ)』:奥行きの広いフラットなL字カウンターが居心地抜群。和気あいあいと楽しみたい夜はカウンター一択
店主の斉藤 翔さんは、イタリアの星つきレストランや都内の有名オステリアなどで研鑽を積み、独立。
故郷の茨城「西崎ファーム」のかすみ鴨や店主が育てる野菜をはじめ、国内の厳選食材を繊細な仕事で生かす料理が魅力。
『Ubriacare(ウブリアカーレ)』:「前菜盛り合わせ」1人前 2,200円。このひと皿だけでボトルを開けてしまう大人たちも多いとか
前菜盛り合わせをアテに軽飲み、はたまた、パスタとグラスワインでしっかり腹ごしらえなど、深夜でも状況に合わせてオーダーできる使い勝手の良さも人気の理由だ。
ワインはグラス 1,200円~、ボトル 10,000円前後~。
『Ubriacare(ウブリアカーレ)』:手打ちパスタに炭火焼きの太刀魚とカラスミを絡めた、「太刀魚と枝豆のタリオリーニ」1,650円。材料があればメニューのリクエストにも応えてくれる
ワインはクラシックを主軸に、シェフこだわりのナチュールも取りそろえる万能ぶり。
イタリア語で「酔わせる」という意味の店名よろしく、真夜中の大人を陽気に酔わす店主のホスピタリティに満ちている。
4.終電後の焼肉欲を満たす一軒は、新一の橋の角にあり 『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』Close 27:00
『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』:麻布十番駅の出口を出てすぐに現れる、店の正体が分からない謎めいた重厚な入口
ふと衝動に駆られる、真夜中の焼肉欲。背徳感というスパイスが効いた深夜焼肉は格別の美味しさ。その欲望を満たしてくれるのが、『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』(麻布十番/焼肉)だ。
麻布十番駅の目の前という抜群のアクセスに加え、黒とコンクリートでデザインされたクールな店内は、焼肉店らしからぬ洒脱さ。
扉を開けると真っ黒なエントランスが広がり、シンボルの牛のオブジェが出迎えてくれる。
モダンな空間を邪魔しない、最新のコンパクトなダクトにまでセンスを放っている。
『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』:お店のシンボルであるマッチョな牛が描かれた、無骨でシックなカウンター。横並びで肉を楽しめるので、2軒目でもムードを壊さない
希少部位を厳選した「極」シリーズから鮮度抜群のホルモンまで、どれでもひと切れから注文が可能。
好きな部位をちょっとずつ、何ならひと切れだけ……そんなワガママも叶えてくれるのだ。
『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』:「炙りロース」(時価、撮影時は1切 1,440円)
極上部位を厚切りでいただける、「極」シリーズの裏メニュー「炙りロース」(時価、撮影時は1切 1,440円)。
山葵入りの大根おろしを巻いていただく、あっさりとした食後感が大人好み。
『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』:「ホルモン(大腸)」1切 230円
芝浦から仕入れる鮮度抜群の「ホルモン(大腸)」は、臭みがなくプリプリ食感。
こちらはみそダレと一緒に。1切 230円。
『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』:赤坂にある『KABUN NO KIMUCHA』の人気メニュー「キムチチャーハン」(大 1,300円)も味わえる。ふわふわたまごで包んだ辛さと甘さが絶妙な病みつきの味わい!
ふたりで訪れても、それぞれがオーダーをカスタムできるのは嬉しい限り。
つけダレは置かず、部位ごとに異なる下味でその肉の美味しさを昇華させるなど、肉へのこだわりも並々ならない。
上質な空間で、好きな肉を好きなだけ。深夜の焼肉欲を満たす最適解が『KABUN AZABUJUBAN(かぶん麻布十番)』(麻布十番/焼肉)に!
イケてる男女はみんなココに消えていく!麻布十番の夜遊びなら“スナック”が新しい
昔ながらのスナックが進化を遂げ、若者たちの間で話題だ。今や「夜遊びといえばスナック」とすらいえる時代に。
そこで、深夜の東京を日々練り歩く編集部員・嵩倉が麻布十番で見つけた、艶やかでエンタメ性溢れる3軒を厳選!
5.地下に隠されたラウンジで、イケメンたちと朝まで熱唱『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』
『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』:外からは想像できない天井高で、広々として開放的
酒落た空間で美味しいお酒を片手に歌いたい。そんなバーとスナックのいいとこ取りを叶えるのが『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』(麻布十番/ビスロト・バル)。
『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』:壁に囲われた半個室は、ゆったり寛げるソファ席があるのでグループ客に人気。業界人が多い場所柄、最大8名の完全個室の用意も
『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』:「真夜中でも爽やかにお迎えします!」
地下にある『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』(麻布十番/ビスロト・バル)は、外からは想像できない天井高で、広々として開放的。
イケメンバーテンダーとの会話や歌に酔いしれよう。
『KJ TOKYO(ケイジェイ トウキョウ)』:「トロトロたまごのオムライス」(1,400円)
オーナーの山田大輔さんをはじめ、見目麗しい男性スタッフが出迎えてくれる。
ワンフロアを占有する広さで、海外のバーさながらのムーディーさの中歌える。カラオケ無料もうれしい。
料理も充実し、バターライスを包んだ「トロトロたまごのオムライス」(1,400円)が人気。
6.十番通が夜な夜な通う、宮古島発のネオスナック 『スナック サーティーエイト』
『スナック サーティーエイト』:コの字型の居心地抜群なカウンター
宮古島で会員制バーを営むオーナーママが、一見客OKなネオスナックで東京進出し、SNSを騒がせている。
島レモンやマンゴーを使ったカクテルや、レアなウイスキーもそろう。
『スナック サーティーエイト』:「キウイカクテル」(1,540円)
「キウイカクテル」(1,540円)は、サンセットとマンゴーがイメージのオレンジを基調とした可愛い店内に映える。
席料は1時間 2,500円、カラオケ無料。
『スナック サーティーエイト』:ラインナップ豊富な「47都道府県カレー」(各1,200円)は〆にも人気
コの字型の居心地抜群なカウンターではカラオケも可。SAYAママやスタッフと楽しい夜を。
『スナック サーティーエイト』:「ハッピーな夜をお約束します♡」
宮古島の店と行き来する明るいSAYAママ。
「21時まで生ビール、ハイボール、レモンサワー1杯500円のハッピーアワー実施中!」
■店舗概要
店名:スナック サーティーエイト
住所:港区六本木6-17-6 PIA麻布十番Ⅲ 5F
TEL:03-6447-0583
営業時間:20:00~27:00
定休日:無休
席数:カウンター13席、テーブル8席
7.抱腹絶倒のものまねショーをアテに飲むのが最先端 『DAIKON』
『DAIKON』:フロアが大笑いに包まれる一体感にハマる客が続出
ものまねショーパブ『リトモ』の姉妹店が、同ビル4階に誕生。
飲めて歌えて、さらにはなんと、プロのものまね芸人であるスタッフにリクエストもできるというから贅沢。
誰もが楽しめるものまねと、フロアが大笑いに包まれる一体感にハマる客が続出!
『DAIKON』:「ものまねでデュエットいかがですか?」
スタッフ右から、昭和の懐メロが得意なあいきけんたさん、店長の濱田がっく岳さん、竹内 力が得意な大輔さん、遠目で見れば二階堂ふみ似のまちゅさん。
『DAIKON』:今なお希少な国産ウイスキーをキープできるのもうれしいポイント
今なお希少な国産ウイスキーをキープできるのもうれしいポイント。ボトルキープ 4,500円~。
必ず週1以上来店する常連客も多いという。
■店舗概要
店名:DAIKON
住所:港区麻布十番2-9-7 ディオーネ8ビル 4F
TEL:03-5730-6868
営業時間:21:00~25:00
定休日:日曜
席数:テーブル24席
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