2023年09月15日
麻布十番の人気焼き鳥店『瀬尾』は、艶やかなデートにも最適な名店!
内観はほの暗くスタイリッシュで、デート向きのカウンタースタイル。ワインとのマリアージュも愉しめる、港区の焼き鳥業界をリードしてきた名店だ!
港区の焼き鳥を世に知らしめた先駆者
『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥):旨みが強い手羽先(右)と濃厚な脂を楽しむぼんじり(中)は塩。コク深いレバー(左)はタレで。料理はすべてコース(9,350円)より
麻布十番は今や焼き鳥の激戦区だが、『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥)が開店した20年前は「数軒しかなかった」と店主。
商店街から少し離れた地下に潜み、仄暗い店内にダークブラウンのカウンターというデートに向く設えも先駆的で、当初からワインとのマリアージュを提唱してきた。
「飲み頃まで寝かせるため那須にワイン倉庫があります。ウチのタレはピノノワールに合う」と赤ワインのリストが充実。瀬尾さんはブルゴーニュにも足を運ぶほど研究熱心。
カウンターがメイン。
ふたり横並びで座れば、緊張感も和らぎ会話も弾むはず!
『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥):「ドメーヌ・デ・ランブレイ モレ・サン・ドニ 2017」25,000円
さまざまな点で街と時代をリードしてきた名店である。
しかし、瀬尾さんはこの20年を評して「通ってくださるお客様のおかげ」と気負わない。
1人¥13,000ほど。
これから仲を深めていきたいふたりにもおススメ。
『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥):店主の瀬尾博之さんは、勝どき『鳥善』で10年修行し、2003年に独立
仕事っぷりも見事で、鶏は修業時代から「串焼きに向く旨みがある」と惚れ込む「甲府・信玄どり」で、紀州備長炭を巧みに操り、部位ごとに的確に焼き上げる。
「タレは修業先で師匠から分けてもらった宝物です。継ぎ足し継ぎ足しをしながら大切に育ててます」と瀬尾さん。
香ばしく、ほどよい噛み応えがあってジューシーな美味しさはさすが。
コース内で緩急をつけるのは季節の肴だが、昨今は地鶏料理にも挑戦。
『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥):『三重・熊野地鶏』のメスを使う「地鶏の炭火焼き」は3年ほど前から提供を開始
艶やかな上に“実”がある。美食の街で支持されるのは当然である。
『瀬尾』へのアクセス・行き方は?
麻布十番駅5a出口から新一の橋交差点を背にして六本木方面へ直進。
雑式通りと交わる交差点で反対側に横断歩道を渡る。直進すると左側に『瀬尾』(麻布十番/焼き鳥)はある。
麻布十番駅から徒歩4分ほど。
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