2026年01月10日
『銀座 天一 本店』という高級天ぷらの礎を築いた老舗は大人デートに最適な空間
今回はそんな『銀座 天一 本店』(銀座/天ぷら)の魅力を紹介します。
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老舗『銀座 天一 本店』の歴史を振り返る
『銀座 天一 本店』:お座敷カウンターで天ぷらを楽しむ武者小路実篤やバーナード・リーチらによる宴
江戸前を語る上で、鮨と並んで欠かせない天ぷら。銀座はかつて築地に魚河岸があったこともあり、古くから名を馳せてきた激戦区。いまも人気が続くことは現役で営業する老舗の盛況を見れば明らかです。
なかでも『銀座 天一 本店』(銀座/天ぷら)は画期的な試みで業界に新風を吹き込んできた一軒。創業は1930年の人形町で、翌々年には銀座に移転しています。
創業者の矢吹勇雄氏は岡山の出身。最初の就職先も大阪という、いわば西の人ですが、生粋の江戸っ子でない分、旧来の常識にとらわれず、良いと思った新しいものは柔軟に取り入れていました。
『銀座 天一 本店』:店長の大木謙二さんが腕をふるう
その第一が揚げ油。銀座に来てまもなく、伝統的な胡麻油オンリーから、当時輸入されたばかりのコーン油とのブレンドに替えたのです。
これにより、揚げ上がりは軽く、油切れの良い天ぷらを実現し、評判を集めていきます。店内にクーラーを設置したのも早かった『銀座 天一 本店』(銀座/天ぷら)。いまでは考えられませんが、当時はデパートでも扇風機のみの時代。目の前で揚げる天ぷらは店内が暑くなり、客に敬遠されたため、夏場は休業するのが当たり前でした。そんな中、「夏こそ天ぷらを」と広告を打った〝天一〞は画期的だったでしょう。
『銀座 天一 本店』:ゴルバチョフ夫妻やフランク・シナトラなど海外からも多数の賓客が来店
同店の歴史を追っていくと、いろいろなタイミングで「早い」と驚くシーンに出くわします。戦後の復興もいち早く、終戦2ヶ月後の10月には店を建て直しています。
素早い営業再開をときの外務大臣、吉田 茂は見逃さず、GHQ接待のために矢吹氏を官邸に呼んで天ぷらを揚げてほしいと依頼しました。彼らに天ぷらの美味しさを知らしめることで早期独立を画策したのでしょう。
以降、ビル・クリントン氏との公的昼食会をはじめ、国内外の首脳を含む大物政治家はもちろん、多くの文化人、海外セレブらが『天一』に集まり、親睦を深めました。
夜コースは¥16,500~提供
『銀座 天一 本店』:コース内容は季節により異なる
古くは精進揚げといわれ、当時の天ぷら店が敬遠していた野菜天ぷらもいち早く提供。
揚げ油はいまも胡麻油とコーン油を使用しています。
店内にはカウンターとテーブル席を用意
『銀座 天一 本店』:店内。カウンター30席の他、テーブル24席も用意
建物は2022年、ビルごと全面改築されましたが、空間は完全に旧店を復元。
欄間や鴨居、柱など、建材のほとんどを温存して再構築しています。茶室風のカウンターでいまも軽い天ぷらを味わえば、自分も歴史に名を連ねたようで誇らしく思えるはず!
アクセス・行き方は銀座駅から徒歩5分
『銀座 天一 本店』:外観も前店の趣を再現している。最初は8丁目、次に数寄屋橋付近へ移り、昭和30年代で現在地に
銀座駅(東京メトロ銀座線、他)B6出口から出て、並木通りへ入ります。
並木通りをしばらくまっすぐ進むと右手に『銀座 天一 本店』(銀座/天ぷら)があります。
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