外苑前のイタリアン酒場『gnudi(ニューディー)』では、自然派ワインとこだわりのアテを楽しめる!
レストラン紹介

2023年10月22日

外苑前のイタリアン酒場『gnudi(ニューディー)』では、自然派ワインとこだわりのアテを楽しめる!

青山キラー通りから少し入った住宅街に、2022年夏にオープンしたイタリアン酒場『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン)。

酒場らしいアテと、自然派ワインとの組み合わせを楽しむことができる。

帰りにちょっと1杯というグルメな大人たちで毎夜賑わう、話題の一軒だ!

この記事のポイント

こんなシーンにおすすめ!
カジュアルにデートや
友人と気兼ねなく食事したい日におススメ!

自然派ワインとアテを合わせて楽しむ!大人たちで賑わうイタリアン酒場

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):基本的な造りは前店と同じだが、キーカラーは淡い海の色をイメージした青碧色に変えたそう

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):基本的な造りは前店と同じだが、キーカラーは淡い海の色をイメージした青碧色に変えたそう

キラー通りから少し入った、わずか6坪の店内は今夜もほぼ満席で、笑顔があふれる。

調理、接客、ワインの案内とワンオペですべて切り盛りするオーナーシェフの藤生拓実さんがさわやかに言う。

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):調理する藤生拓実さん。「ゲストの要望に応えたい、だから小規模な店にしました」

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):調理する藤生拓実さん。「ゲストの要望に応えたい、だから小規模な店にしました」

「界隈にお住まいの常連はもちろん、口コミでいらっしゃる新規の方も多く、やりがいを感じます」

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン)は昨年オープンしたイタリアン酒場。この場所にはそれまで、人気店『エビイロ』があり、店長として腕を振るっていたのが藤生さんだった。

独立をオーナーに相談したところ、「買い取る形での継続を提案され、快諾しました」。

前店と同様、自然派ワインを売りにするが、もっと柔軟に「酒場」であることを模索。新作の「唐揚げ」はすでに誰もが頼む人気メニューとなっている。

席タイプは?
テーブル席、カウンター席の他、スタンディング、テラス席も備える。
デートはもちろん女子会や友人との集まりにも最適。

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):しっかりボディの白は鶏に合う

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):しっかりボディの白は鶏に合う

「酒場なら唐揚げはあるべき」とオンメニュー。ビール衣で作るフリッターをアレンジした「gnudiの唐揚げ(4ヶ)」710円。

その旨みに合わせたのはナッティでバターのニュアンスも感じられるイタリアの「ラ・カステッラーダ フリウラーノ 2015」グラス 1,375円。



藤生さんが料理人を志したのは建築系の会社に就職してから。

学生時代にはレストランの他、アパレルショップでもアルバイトをしており、衣食住を制覇する中で「幸せに直結するのが食」と道を決めた。

最初は地元・立川の店で多様なジャンルの料理を勉強。同時に自然派ワインの知識も貪欲に吸収していった。

「幼少時から食べ慣れたイタリアンで勝負したい」と、ふさわしい修業先を求め、食べ歩く中で出合ったのが『エビイロ』を運営する「コローリ」だった。

「独立もすでに考えていて、勝負するなら23区と決めていた」。外苑前は想定外だったが、今はここで良かったと感じている。

キラー通りの東側は特に屈指の名店がいくつもあり、雰囲気は落ち着いている。客層も上品で感度は高く、この店の自然派ワインが美味しいと感じるだけの豊富な経験値がある。

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):強い肉の旨みを流す軽さが魅力

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):強い肉の旨みを流す軽さが魅力

ガス火のみでじっくり焼き上げ、艶やかでジューシーな仕上がりを実現。かめばかむほど旨みがほとばしる「和牛イチボ」150g 3,850円~。

合わせたのは珍しいサンセールの赤。貴腐菌由来の熟成感が合う。「セバスチャン・リフォー ラウドナス 2019」グラス 1,320円。

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):旨みの輪郭を際立たせる白

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):旨みの輪郭を際立たせる白

修業時代に学んだ和食を応用し、「天然平目の昆布〆とハーブのカルパッチョ」(1,650円)のような肴も提供。

ハーブが効いた酸味あるソースを添えている一品には強い果実みが楽しめるブルゴーニュの「ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ ピノ・グリ 2018」(グラス 1,320円)を。



イタリアンにこだわらないアテも面白いと受け入れてくれる。そんな素地が街にあるから今夜もこうして盛り上がるのだろう。

「目標はこの街で長く愛される店」。このにぎわいを見る限り、夢が実現することは間違いなさそうだ。

予算はどのくらい?
1人¥6,000ほど。
誰かを誘って飲みたい日に訪れるのにもぴったり!

【Chef's Plofile】

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):「父と母が作ってくれた美味しいパスタが原点」

『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン):「父と母が作ってくれた美味しいパスタが原点」

一般家庭だったが、週に2回は夕飯がパスタという環境に育ったことも「大きかった」と振り返る。父が丸一日かけて作るボロネーゼが楽しみだった。

様々な業種を経験した上で「料理を作る楽しさ」を痛感し、飲食業界へ。

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1991年→東京都日野市生まれ。週に2日、両親のこだわりのパスタを食べる家庭に育つ。

2011年→大学在学中、吉祥寺イタリアン『ダルジャン』で3年間アルバイト。

2015年→卒業後、建築系の人材派遣会社に就職するが、半年で退職。

2015年→立川のワインバル『HAL BAL』に入る。

2018年→本格的にイタリアンを志すべく、外苑前『ドゥエ・コローリ』へ。

2020年→同じビルにあった姉妹店『エビイロ』を任される。

2022年→同店を買い取る形で『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン)と名を改め、独立。
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『gnudi(ニューディー)』へのアクセス・行き方は?

外苑前駅2a出口を出たら、246号線を表参道方面に進む。

「南青山3丁目」の交差点を右折して直進。「ワタリウム美術館」前の信号から右斜めの道に入ると左手に『gnudi(ニューディー)』(外苑前/イタリアン)はある。

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いかがでしたでしょうか。
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また、グルカレでは便利にWeb予約ができるお店が増えています。
お店の空席状況を確認して、いつでもどこでもWebで予約ができますので、ワンランク上のお食事の際にはぜひグルカレをご利用ください!

この記事の著者

東京カレンダー編集部

ビジネスシーンでも遊びでも東京の最先端トレンドを謳歌している一流の大人たちに向けた「より豊かで艶やかな人生」を送るためのグルメ&ライフスタイル誌「東京カレンダー」を発行。

  • ※ 本記事はグルカレに掲載されている情報や店舗が公開する情報、および当社にて取材を行った際の情報を元に料理名・予算等の情報を掲載しております。営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。